(畫像提供は新華網(wǎng))
レスキューロボット、多機能書道ロボットアーム、沒入式の時空を超えた旅の體験館など……1200點を超える人工知能(AI)製品が、このほど行なわれた第5回世界聲博會に集中的に登場した。
聲博會の科學技術館では、「マルチモーダルAI問診」のブースで大勢の來場者が足を止め、展示を見ていた。
「マルチモーダルAI問診」とは、精神科の醫(yī)師の問診におけるアプローチと診斷?治療能力をシミュレートしたAIバーチャル問診アシスタントが、視覚、音聲、テキストなど複數(shù)の角度からユーザーの狀態(tài)をマルチモーダルで理解し、うつうつした気分を正確に數(shù)量化?等級化し、危機的な狀態(tài)であれば介入措置を取るよう正確に判斷するというものだ。
聲博會の生態(tài)館の「バーチャルヒューマン」雙方向體験ブースでは、個性的な音聲合成、方言の取り込み、3D顔認識システム、口唇による音聲駆動などの技術を通じて、來場者は異なる分野?シーンにおける異なる「バーチャルヒューマン」のイメージ、ファッション、動作、表情を見ることができた。
また聲博會の會場では、人に代わって危険な場に駆けつけるレスキューロボットが注目を集めていた。この「巨體」は100キログラムの物を動かせるほか、バルブを開け閉めしたりボタンを押すなどの「細かい仕事」もできるものだった。
関連の研究チームのメンバーで中國科學技術大學の季超辺博士は來場者に向けてデモンストレーションを行なう中で、「AI技術に支えられて、このロボットは人に代わって災害狀況に対応することができる。劣悪な環(huán)境で電波を受信できなくなっても、AIセルフ感知システムを通じて、リアルタイムでルートを探すことができる」と説明した。
中國電子情報産業(yè)発展研究院の張立院長は、「2017-2021年に、中國AI産業(yè)の規(guī)模は3.6倍拡大し、世界に占める割合は16.8%まで上昇した。特許出願件數(shù)も世界に占める割合が上昇して、12年の13%から21年の70.9%に増加した。産業(yè)の発展環(huán)境の一層の最適化、インフラ建設の整備、人材育成の強化、資本の力の発揮などを基礎として、デジタル経済によって間違いなく將來の経済発展が『不確実性の中で確実なものが見られる』ようになるだろう」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月20日