大興安嶺の秋
2023年04月17日15:36
作者:ワナカキヨシ
撮影場所:內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)、大興安嶺
2022年9月、內(nèi)蒙古自治區(qū)の海拉尓から呼倫貝尓草原を通り大興安嶺に行きました。額尓古納にはアジアで最も美しいと言われる原生林の額尓古納濕地があります。額尓古納濕地は白鳥、丹頂鶴を初め3000萬羽の野鳥の世界的繁殖地です。額尓古納から北に進(jìn)むと“冷極の街”の根河市があり、その近郊にはツングース系民族で、家でトナカイを飼う鄂溫克(オウェンク)族が暮らす敖魯古雅(アオルクヤ)地區(qū)があります。民族の神秘と誇りを舞う歌曲「敖魯古雅」で有名な少數(shù)民族です。
額尓古納から根河への301省道は根河景観大道とも呼ばれますが白樺街道と呼びたくなるような道の両側(cè)に美しい白樺並木が延々と続く道でした。
莫尓道嘎森林公園は中國最大の國家森林公園で広大なカラマツの原生林が拡がっています。公園の中を観光の小さな汽車が走っています。
室韋(シウェイ)の街の大通りを歩いていると玉蔥型のロシア建築、クーポラの大きな建造物が眼に飛び込んできました。大通りの向こうは坂で、坂の向こうに小高い丘が見えます。その丘はロシアの丘でした。坂を下ったところに額尓古納河(オルクナ河)が流れていました。河の向こうにロシアの村、家が見えそこで暮らす人々の息づかいが聞こえてきそうな近さです。夜、ロシア民族のおばあさんが営む料理店で美味しいロシア家庭料理を食べました。店內(nèi)におばあさんの若かりし頃の寫真が飾られ一家の歴史が偲ばれました。