錦屏地下実験室2期プロジェクトの世界最大のポリエチレン遮蔽室がこのほど完成した。実験室はクリーン実験室の施工段階に入った。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

錦屏地下実験室は中國(guó)初の暗黒物質(zhì)実験室であり、世界で最も深く、最大で、総合関連施設(shè)が最も整った地下実験室でもある。設(shè)置先は四川省涼山彝（イ）族自治州の地下2400メートルの錦屏山トンネル內(nèi)。ここは山の厚い巖層により宇宙放射線の干渉を遮斷でき、実験室にとって恵まれた環(huán)境を整えられる。

中建三局錦屏大型施設(shè)2期プロジェクトの譚雷チーフエンジニアによると、ポリエチレン遮蔽室は縦51.9メートル、橫9.78メートル、高さ7.9メートルで、厚さはいずれも1メートル。主に厚さ100ミリメートルの高密度ポリエチレン板を、接著剤を使わず組み合わせることで作られている。重さは1800トン以上。施工側(cè)の王偉プロジェクトマネージャーは、「ポリエチレン遮蔽室の建設(shè)は、最もクリーンな実験室の建設(shè)を保証する重要な一環(huán)だ。我々は60數(shù)社のサプライヤーを厳選して、遮蔽室の確実な建設(shè)を保証している」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年9月4日