中國(guó)9月のLPRは「足踏み」 年內(nèi)に引き下げの可能性も
中國(guó)外貨取引センターが20日にウェブサイトで出した公告によると、最新の最優(yōu)遇貸出金利(LPR、ロールプライムレート)が8月から據(jù)え置かれた。中國(guó)人民銀行(中央銀行)が権限を授與した全國(guó)銀行間資金調(diào)達(dá)センターは、2023年9月20日に1年物の金利を3.45%、5年物以上を4.20%にすると発表した。この金利は次回の調(diào)整結(jié)果が発表されるまで有効となる。
中國(guó)光大銀行金融市場(chǎng)部の周茂華マクロ研究員によると、9月のLPRの據(jù)え置きは主に6月以降の人民銀行の予想を上回る利下げの実施によるものであり、今は金融機(jī)関の具體的な実施プロセスを推進(jìn)する段階にある。特に住宅ローンの金利の面では、各地が都市の狀況に合わせた政策措置を?qū)g施するよう推進(jìn)し、政策の可能性を十分に活用して、政策ができるだけ早く実施されて効果を上げるよう促進(jìn)する段階にある?,F(xiàn)在、一部の銀行には金利引き下げの差による圧力が強(qiáng)くかかっており、これと同時(shí)に金融政策の行き過(guò)ぎた緩和によりもたらされる可能性のある潛在的リスクを予防し、國(guó)內(nèi)外のバランスに配慮することも必要だという。
今後の市場(chǎng)の見(jiàn)通しについて、中信証券の明明チーフエコノミストは、「8月に中期貸出制度(MLF)の金利引き下げが行われても5年物L(fēng)PRは変動(dòng)しなかったのに対し、9月の預(yù)金準(zhǔn)備率引き下げ及び國(guó)有銀行の預(yù)金金利引き下げは期間の長(zhǎng)いLPRの後追いでの引き下げに一定の可能性を與えている。金融が実體経済に利益を還元するという背景を考えると、將來(lái)的にLPRは引き続き引き下げられる可能性がある」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年9月20日
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