中國初の半潛水型の浮體式洋上太陽光発電プラットフォームが22日、山東省煙臺市の沖合で稼働した。海のクリーンエネルギー開発が拡大するにつれ、中國では洋上プロジェクト設(shè)備の開発が次々にブレークスルーを達(dá)成している。

発電プラットフォームは4つの浮體が四角形に配置されており、設(shè)備容量は400キロワット（kW）に達(dá)する。波高6.5メートル、風(fēng)速34メートル/秒、潮位差4.6メートルの條件を満たした広い海域で安全に稼働することが可能だ。説明によると、この半潛水型の設(shè)備は現(xiàn)在のところモデルプロジェクトであり、電力は付近の海域にある洋上科學(xué)研究拠點に供給される。中國の洋上太陽光発電の開発條件を満たした海域面積は71萬平方キロメートルあり、試算では最大設(shè)備容量は70ギガワット（GW）を超える。これと同時に、海面では陸地よりも太陽光の屈折率が高くなるという。

洋上風(fēng)力発電は洋上太陽光発電よりもさらに速いペースで発展している。次々に著工する洋上風(fēng)力発電プロジェクトは、風(fēng)力発電設(shè)備の設(shè)置、稼働?維持管理などの設(shè)備に対する大量のニーズをもたらした。そうした中で、洋上風(fēng)力発電関連の船舶もすでに引き渡しのピークを迎えている。

中國船舶工業(yè)産業(yè)協(xié)會がまとめた統(tǒng)計によると、今年第1-3四半期（1-9月）には、洋上風(fēng)力発電関連船舶の引き渡しがピークを迎え、設(shè)備設(shè)置船だけで20隻が引き渡され、過去最高を更新した。受注の狀況を見ると、10月末現(xiàn)在、世界の造船所が受注した洋上風(fēng)力発電設(shè)備設(shè)置船は37隻で、中國の造船所がそのうち9割に迫る33隻を受注している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年11月23日