四川省で撮影したパンダ。（資料寫真、撮影?趙雯博）

動(dòng)作があどけなくて可愛いだけでなく、稀少動(dòng)物でもあるパンダを一目見ようと、四川省成都市に足を運(yùn)ぶ観光客は少なくない。そして秦優(yōu)さんもそんなパンダに魅了された人の一人だ。中國(guó)青年報(bào)が報(bào)じた。

秦優(yōu)さんがツアー旅行で初めて成都に行ったのは2021年のこと。ただ、ガイドに急かされたため、ジャイアントパンダ繁殖研究基地で思う存分パンダを見ることができなかったという。その後、彼女は大學(xué)院を卒業(yè)し、成都で仕事を見つけ、「成都に來たので、思う存分パンダを見ることができるようになった」という。それからというもの、定期的にパンダを見に行っており、成都パンダ繁殖基地に行く時(shí)は、午前8時(shí)には入園し、午後6時(shí)まで1日中パンダを満?jiǎn)摔筏皮い毪韦坤趣いΑ?/p>

パンダのことを話し始めると、秦優(yōu)さんは、「中國(guó)は2003年に、飼育下のパンダの野生順化訓(xùn)練と野生復(fù)帰研究を始め、たくさんのパンダが訓(xùn)練を受けるようになった。パンダの『福雙(フーシュアン）』は、『花花（ファーファー）』の兄である『功仔（ゴンザイ）』と、北京動(dòng)物園から來た『福祿(フールー)』の間に生まれたメスのパンダ。母方のおじはネット上で大人気の『胖大海（パンダーハイ）』」と止まらなくなる。

毎回パンダを見るたびに、秦優(yōu)さんはその紹介ボードに書かれている情報(bào)をじっくりと読んで、家に帰ってから、他のパンダとの血縁関係をチェックするのだという?！袱饯窝y(tǒng)を知った後には、その遺伝的特徴をチェックする。すると、パンダを見るのがもっと楽しくなる」という。

秦優(yōu)さんは「パンダによってその特徴は異なる。見たことがあるパンダなら、たいてい見分けることができる。パンダによって、肩の黒い部分の大きさや耳の形、鼻、目と目の間隔、目の周りの黒い部分の形などが異なる。パンダを何度も繰り返しじっくりと観察することで、そうした違いが分かってくる」としている。

秦優(yōu)さんによると、「午前8時(shí)から10時(shí)ごろまではパンダが最も活発に活動(dòng)する時(shí)間帯。午前10時(shí)から午後1時(shí)までは、ほとんどのパンダが寢ている。午後1時(shí)ごろになると、飼育員が餌をあげ、4時(shí)ごろになるとまた寢てしまう」というのがパンダの生活パターンなのだという。

秦優(yōu)さんは、「パンダは少なくとも800萬年前から地球上に生息しており、その歴史は人間より長(zhǎng)い。パンダが生息しやすいように環(huán)境を保護(hù)すれば、人間が生存し続けるうえでも助けになるに違いない。一人でも多くの人が、パンダを知ることで、他の動(dòng)物にも注目し、周りの環(huán)境を保護(hù)し、生きるために不可欠な地球を保護(hù)するようになることを願(yuàn)っている」としている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年2月2日