宇宙環(huán)境地上シミュレーターの「月の塵キャビン」（2023年4月6日撮影）。撮影?王松

哈爾浜（ハルビン）工業(yè)大學(xué)と中國(guó)航天科技集団が共同で建設(shè)する宇宙環(huán)境地上シミュレーターが27日、黒竜江省哈爾浜市で検収に合格した。これは中國(guó)の宇宙分野初の國(guó)家重要科學(xué)技術(shù)インフラだ。新華社が伝えた。

「地上宇宙ステーション」と呼ばれる宇宙環(huán)境地上シミュレーターは、第12次五カ年計(jì)畫(huà)（2011-15年）期間に建設(shè)が始まった國(guó)家重要科學(xué)技術(shù)インフラの一つだ。真空、高溫?低溫、荷電粒子、電磁放射、宇宙塵、プラズマ、弱い磁場(chǎng)、中性ガス、微小重力という9つの宇宙環(huán)境要素をシミュレートできる。宇宙分野の重要基礎(chǔ)的科學(xué)技術(shù)問(wèn)題に焦點(diǎn)を當(dāng)て、宇宙の総合環(huán)境と宇宙船、生命體、プラズマの作用の科學(xué)分野の大型研究拠點(diǎn)を構(gòu)築することが目的だ。

宇宙環(huán)境地上シミュレーター常務(wù)副総指揮を務(wù)める哈爾浜工業(yè)大學(xué)宇宙環(huán)境?物質(zhì)科學(xué)研究院の李立毅院長(zhǎng)は、「これは宇宙でしか行えなかった多くの実験が、將來(lái)的に地上で行えるようになることを意味する」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年2月29日