中國、次世代地球観測システムを開発
人民網(wǎng)日本語版 2024年03月11日13:46
「地球圏の深い探査を行える次世代観測システムの研究開発は、我々の科學(xué)研究の目標(biāo)だ」。3月8日、全人代代表で、中國科學(xué)院院士を務(wù)める中國科學(xué)院航空宇宙情報イノベーション研究院院長の呉一戎氏は取材に、「次世代地球観測システム『地球透視』の開発がすでに始まっている」と明らかにした。科技日報が伝えた。
地球システムは大気圏、生物圏、水圏(雪氷圏を含む)、巖石圏などからなる複數(shù)の圏が結(jié)合した複雑な巨大システムだ。一般的な気象観測?予報では雨量の正確な測定ができない原因の一つは、既存の観測手段では雨雲(yún)の內(nèi)部構(gòu)造が「見えない」からだ。呉氏は、「『地球透視』は電磁、マイクロ波、レーザー、重力などの透過性、多次元、高密度の新型透視リモートセンシング探査技術(shù)を利用し、地球の物理空間と內(nèi)部構(gòu)造及びその変化の過程の総合的な探査と詳細(xì)な分析を行う。雲(yún)の雨量が分かるだけでなく、地下1萬mの鉱物資源も見透かすことができる」と述べた。
呉氏によると、「地球透視」システムの新型探査ペイロードはリモートセンシング航空機や衛(wèi)星などの飛行體に搭載され、航空?宇宙一體化の総合科學(xué)実験プラットフォームを形成し、地球システムの重要科學(xué)問題のブレイクスルーを推進する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月11日
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