走行距離100キロメートル余りの區(qū)間の運(yùn)賃はわずか4元（1元は約20.4円）、改札はなく、乗車券は乗ってから購入するスタイルで、路線バスに似ている。四川省の大涼山の奧深くを走行する「成昆鉄道（成都-昆明）」の5633/5634號は公益性を持つ普通列車で、沿線には38の郷?鎮(zhèn)があり、周辺97郷?鎮(zhèn)の住民が利用している。運(yùn)賃は10年間変わらず、初乗り運(yùn)賃はずっと2元のまま據(jù)え置きで、各駅に停車する。

貴州省六盤水市の営盤苗（ミャオ）族?彝（イ）族?白（ペー）族郷は、貴州省を東南に向けて流れる北盤江の南岸に位置する。六盤水市內(nèi)には水紅鉄道が走っており、営盤郷には5キロメートルの區(qū)間に茅草坪、渡船寨、三家寨の3つの駅がある。水紅鉄道の沿線ではサトウキビ、桃、キウイフルーツ、ヤマモモなどの農(nóng)産物が豊富にある。

ここ數(shù)年、上記の3駅を経由する2本の普通列車によって、特色ある農(nóng)産物と観光の産業(yè)チェーンが構(gòu)築されて、農(nóng)村建設(shè)が新たな発展を遂げた。

村民たちは毎日運(yùn)行する普通列車で自分たちの栽培した農(nóng)産物を近くの郷?鎮(zhèn)の市場に売りに行き、収入がアップした。豊かになった農(nóng)家の多くが新しく家を建て、かつてこの地域の人たちが住んでいたかやぶき屋根の家は、今では村のシンボル的存在となっている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月12日