新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)和靜県で養(yǎng)殖されているニジマスを始めとする高級冷水魚の人気が今年高まっており、最近、成魚に成長して、収穫され、出荷のピークを迎えている。

今月12日、新疆巴州萬錦水産有限責(zé)任公司の冷水魚エコ養(yǎng)殖拠點に足を運(yùn)ぶと、ニジマスやアルビノニジマス、カラチョウザメなどの群れが養(yǎng)魚池で元気に泳いでいた。中國各地の消費(fèi)者にできるだけスピーディに鮮度の高い冷水魚を?qū)盲堡毪郡?、収穫された魚は急速冷凍された後、空輸されることになる。養(yǎng)殖拠點の責(zé)任者によると現(xiàn)在までに7萬匹、約35トンの魚がすでに出荷され、売れ行きは好調(diào)という。

同養(yǎng)殖拠點は天山山脈の南の麓に位置し、地理的に特殊な位置で、湧き出る泉の水が豊富であるため、特に優(yōu)れた自然の條件に恵まれている。天山山脈の雪や氷が解けて流れてきた質(zhì)が高く、冷たい水を使って、時間をかけて養(yǎng)殖されているため、カラチョウザメなどの冷水魚は見た目に優(yōu)れているだけでなく、身も柔らかく、口當(dāng)たりにも優(yōu)れている。こうした質(zhì)の高い魚は地元以外に、浙江省や上海市、北京市、四川省など中國各地でも販売されている。同養(yǎng)殖拠點には現(xiàn)在、大規(guī)模に養(yǎng)殖できる養(yǎng)魚池が14ヶ所あり、主にニジマスやアルビノニジマス、カラチョウザメなどが養(yǎng)殖され、その生産額は年間200萬元（1元は約20.5円）以上に達(dá)している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月13日