17回目の世界緑內(nèi)障週間に當たる今週、醫(yī)師は寢る前に電気を消したまま攜帯電話をいじっていると、緑內(nèi)障を誘発して失明する可能性があると注意喚起した。

中國南方醫(yī)科大學南方病院眼科の張洪洋主任は、「電気を消して攜帯電話をいじっていると、目が特にかすみやすいと感じるかもしれない。それは、瞳孔が暗い環(huán)境で散大狀態(tài)になり、調(diào)節(jié)能力が悪くなるからだ。時間がたつと、眼圧が高くなり、緑內(nèi)障を誘発する可能性がある」と話した。

張醫(yī)師は、「攜帯電話をしばらく見ていると、目がだるくなったり、腫れて痛くなったり、視界がぼやけたり、目と同じ側(cè)の頭痛がしたり、吐き気がしたりする場合、緑內(nèi)障の急性発作を誘発したのではないかと警戒しなければならない」と注意喚起した。

緑內(nèi)障は視力の「泥棒」とも呼ばれ、急性発作は急速に失明し、慢性発作の患者は次第に視野が狹くなり、徐々に失明する。醫(yī)師は、緑內(nèi)障を予防するには、電気を消して攜帯電話をいじるのを避けた方が良いとし、高リスク者は毎年検査を行い、いったん緑內(nèi)障と診斷された場合は、薬の使用を規(guī)範化すると同時に、情緒を安定させなければならないと提言した。なぜならば、一部のタイプの緑內(nèi)障の発作は感情的な興奮にも関連しているからである。

「中國國際放送局日本語版」より 2024年3月15日