中國人民銀行（中央銀行）は18日、微信（WeChat）の公式アカウントを通じ、海外から中國を訪れる人を?qū)澫螭趣筏骏钎弗骏肴嗣裨獩Q済ガイドを発表した。

同ガイドによると、訪中外國人がデジタル人民元を使用して決済を行う場合、まずデジタル人民元の海外版アプリ「e-CNY」をダウンロードし、アカウントを登録し、デジタル人民元ウォレットを開設(shè)することができる?，F(xiàn)在は210ヶ國?地域の攜帯電話番號によるアカウント登録とウォレット開設(shè)に対応している。また訪中外國人はデジタル人民元の運営を行う銀行の口座を持たなくても、ウォレットを開設(shè)できる。

注目されるのは、訪中外國人がデジタル人民元の「使う分だけチャージ」機能を體験できることで、あらかじめウォレットにチャージする必要がなく、クレジットカードで決済ができる。現(xiàn)在、この機能はVISAカードとマスターカードに対応しており、より多くの國際ブランドとの連攜も進(jìn)んでいる。

（寫真提供?中國人民銀行）

こうした動きと同時に、香港特別行政區(qū)の利用者は即時決済システム「転數(shù)快（Faster Payment System）」を通じ、香港現(xiàn)地の銀行口座を使用してウォレットにチャージすることが可能だ。中國工商銀行、中國銀行、中國建設(shè)銀行、交通銀行などのウォレットが「転數(shù)快」でのチャージに対応しており、中國銀行（香港）、中國工商銀行（アジア）、HSBC、恒生銀行、スタンダードチャータード銀行、中國建設(shè)銀行（アジア）、交通銀行（香港）、招商永隆銀行、東亜銀行、中信銀行（國際）、衆(zhòng)安銀行、大新銀行など10數(shù)銀行の香港特區(qū)の銀行口座をカバーする。また、さらに多くの銀行との連攜が進(jìn)んでいる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月19日