5分に1回目覚ましを鳴らすのはNG
朝起きるのに目覚まし時計を掛けて、5分に1回、音が鳴るように設(shè)定する。こういう設(shè)定の仕方に対し、醫(yī)師は「NG!」と忠告する。
體が十分な休息を取るにはどうしたらいいか。目覚ましをどう設(shè)定すればより合理的なのか。3月21日の世界睡眠デーを迎え、四川省成都市第四人民病院睡眠醫(yī)學(xué)センターの于躍醫(yī)師(主治醫(yī))が睡眠に関する知識をわかりやすく説明してくれた。
何度も鳴る目覚ましは心にも體にもNG
一般的に言って、自然に目覚めることが人間の睡眠習(xí)慣に最もふさわしく、體は十分な休息を取ることができる。目覚ましを何度も鳴るように設(shè)定すると、睡眠が遮斷されたような感覚に陥る。于醫(yī)師は、「例えば、食事をしている時に、5分ごとに箸を下に置くようなものだ。睡眠がたびたび遮斷されると、心理的には日中の疲労感が倍増するように感じ、十分に休めていないという感覚につきまとわれる。怒りの感情が高まることもある」と説明した。
また肉體的には、目覚ましの「刺激」は人をびっくりさせるので、心拍數(shù)が上がり、そんな狀態(tài)が長く続くと心臓の負(fù)擔(dān)が増大して、心疾患を誘発することもある。
目覚ましをどう設(shè)定すればより合理的か
于醫(yī)師は、「目覚ましを設(shè)定する時は個々人の體內(nèi)時計と生活習(xí)慣を踏まえて設(shè)定すべき」とした上で、いくつかの科學(xué)的なアドバイスをしてくれた。
▽起床時間を決める:まず起床時間を決めてから、その時間に合わせて目覚ましの鳴る時間を設(shè)定する。成人に必要な睡眠時間を考えて、毎日7-9時間眠るようにするといい。
▽睡眠のサイクルを考える:人の睡眠は複數(shù)の90分間のサイクルで構(gòu)成されている。できるだけ1つのサイクルが終わってから起きるのがよく、そうすれば目覚めが爽やかで活力も湧いてくる。
▽適切な目覚ましの音を選ぶ:徐々に音が大きくなっていく目覚まし時計を選び、耳への刺激が強い音は極力避ける。こうすれば眠りからゆっくり目覚めることができる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月25日
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