北京市を南北に貫く「中軸線」を人民網(wǎng)が紹介する「中軸線から見る北京」。今回は中軸線最北端に位置する鐘樓と鼓樓を紹介していく。人民網(wǎng)が伝えた。

鐘樓と鼓樓は元、明、清の時(shí)代において時(shí)を告げる重要な場(chǎng)所で、その當(dāng)時(shí)、北京の時(shí)間はこの場(chǎng)所で刻まれていた。

そんな伝統(tǒng)的な雰囲気漂う鐘樓と鼓樓の間にある広場(chǎng)には、近所に住む高齢者や子供たちがジェンズ（毽子）蹴りを楽しむとても庶民的な光景が広がる。ジェンズ蹴りのアクロバティックな動(dòng)きは見ているだけで面白い。

またここは若者たちに人気の撮影スポットにもなっている。ウェディングフォトを撮影するカップル、映えポーズでキメる若い女性など、ちょっとした人だかりになっている。ほど近い場(chǎng)所にある什剎海にはおしゃれなカフェやバー、レストランが建ち並び、ここも夕暮れと共に賑やかさを増す。鐘樓と鼓樓は、そんな歴史と文化、そして北京っ子の暮らしを身近に感じることもできる場(chǎng)所なのだ。

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月16日