4月15日から5月5日まで開催されている第135回中國輸出入商品交易會（広州交易會）で、中國國産の電動スーツケースが注目を集めている。荷物を中に入れることができるだけでなく、腰掛けとして座ったり、さらには乗って移動したりすることもできる。そんな一石三鳥とも言える商品は、海外から來たバイヤーのハートをがっちりと摑んでいる。

今回の広州交易會に出展している常州愛爾威智能科技有限公司の責(zé)任者は、「受注數(shù)はすでに1萬個以上になっている。常州から運(yùn)んできた1000個以上の電動スーツケースも売り切れた。この電動スーツケースは昨年、30萬個以上輸出した。今回の広州交易會では問い合わせが殺到している」と話す。

「Amazing」や「Nice」といった稱賛の聲が、広州交易會の各エリアで響き渡り、海外から來たバイヤーは展示されている新技術(shù)や新商品に興味津々となっている。

統(tǒng)計(jì)によると、今回の広州交易會に出展している企業(yè)のうち、國家級ハイテク企業(yè)や製造業(yè)のニッチトップ、「専精特新（専門化?精密化?特徴化?新規(guī)性）」の小巨人企業(yè)（高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業(yè)）は5500社以上と、前回よりも20％増えている。また、今月18日の時點(diǎn)で、前年同期比22.7％増となる212ヶ國?地域から來たバイヤー12萬244人が會場に足を運(yùn)んでいる。

數(shù)秒でビジネスファイルを生成してくれる大規(guī)模AIモデルは、各種シーンに合わせて踏み込んで応用することができ、ユーザーの生産効率や質(zhì)を高め、教育や自動車、都市といったさまざまな分野のユーザーの実際のニーズを満たすことができる。床掃除や窓拭き、草刈りができるなど、多種多彩なスマートロボットも今回、次々と披露されている。さまざまな環(huán)境を察知したり、AI音聲対話機(jī)能が搭載されたりと、ロボットのソフトウェアもアップデートしており、ロボットがどんどん「有能」になっている。形を変えることができるフレキシブルテレビには、有機(jī)EL（OLED）ディスプレイが搭載されており、曲率を調(diào)整して最も良い角度でテレビを見ることができるようになる。また、彎曲させた狀態(tài)で見ると、ゲームなどを沒入型で楽しむことができ、消費(fèi)者のニーズに寄り添ったこの家電も海外から來たバイヤーの間で大人気となっている。

出展している多くの外國企業(yè)は、中國企業(yè)の役割には変化が生じており、すでに世界のイノベーション工場へと成長したと見ている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月25日