731部隊の細菌戦犯罪行為の新たな証拠を公開
人民網(wǎng)日本語版 2024年05月06日15:09
中國侵略日本軍第七三一部隊罪証陳列館は4日、新たに日本で発見された「731部隊本部身上申告書」が、「731」問題の研究における重要な発見であると発表した。中國新聞社が伝えた。
今回公開された「731部隊本部身上申告書」は、第2次大戦終結後、731部隊全體と共に日本に撤収することのなかった731部隊本部隊員が、戦後に個人の身分で日本に帰國後に記入した「個人狀況の申告事項表」だ。彼らの大部分は戦爭終結後、拘束されてソ連國內に移送され、一部は身分を隠して中國各地に紛れ込んでいた。731部隊の「留守名簿」「ソ連地區(qū)未帰還者部隊別名簿」と比べると、「731部隊本部身上申告書」は記録內容が最も整っており、1945年8月以降の彼らの活動の軌跡、転々とした過程を明確に記録している。
今回発見?整理された「731部隊本部身上申告書」は計69ページにわたり731部隊員52人の基本情報を記録しており、731部隊の戦後の軌跡、戦後の活動、及び戦爭責任問題の研究における全く新たな一次史料、核心的文書であり、731部隊の規(guī)模?構成、協(xié)同犯罪、人員移動、戦後の軌跡、戦爭責任など重要な問題について包括的に認識するための重要な証拠であり、他に類を見ない學術的価値と利用価値を持っており、731問題研究における重大な発見だ。
731部隊の「留守名簿」「ソ連地區(qū)未帰還者部隊別名簿」の記録情報と合わせることで、731部隊員の身分構成、人員移動、戦後の軌跡、及び拘束されてソ連國內へ移送された具體的內容をさらに解明することができ、日本細菌戦問題の研究を深めるうえで極めて重要な學術的価値と現(xiàn)実的意義を持つ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月6日
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