外交部（外務(wù)?。─?4日の定例記者會見で、汪文斌報道官はイエレン米財務(wù)長官が中國にはいわゆる「過剰生産能力」が存在すると言及したことについて質(zhì)問に答えた。

【記者】イエレン米財務(wù)長官はこのほど米メディアのインタビューを受け、電気自動車（EV）など新エネルギー分野において中國にはいわゆる「過剰生産能力」が存在すると再び言及した。この発言に関して疑問點を指摘されると、イエレン財務(wù)長官は「米國は戦略的分野への投資を非常に明確に補助するが、中國が生産能力の深刻に過剰な企業(yè)に対して巨額の補助金を給付することは望まない」と述べた。これについてコメントは。

【汪報道官】米側(cè)のロジックに基づけば、米國が補助金を?qū)g施するのは「極めて重要な産業(yè)への投資」であり、他國が補助金を?qū)g施するのは「懸念すべき不公正競爭」ということになり、米國が比較優(yōu)位製品を世界に輸出するのは「自由貿(mào)易」であり、他國が比較優(yōu)位製品を世界に輸出するのは「過剰生産能力」ということになる。結(jié)局のところ、米國は「過剰生産能力」を名目に他國の先進産業(yè)を抑圧し、「公正競爭」を口実に保護主義を?qū)g行し、市場経済原則と國際経済?貿(mào)易ルールを踏みにじっているのであり、これは露骨な覇権行為だ。

EV、リチウム電池、太陽光パネルなど中國の新エネルギー産業(yè)の急速な発展は、持続的な技術(shù)革新、整った産業(yè)チェーン及びサプライチェーンのシステム、そして十分な市場競爭によって実現(xiàn)したものであり、中國がリードする地位を得たのは比較優(yōu)位と市場法則による結(jié)果であり、いわゆる「補助金」によるものではない。これと反対に、米國は近年、「CHIPS法」「インフレ抑制法」を相次いで成立させ、総額數(shù)千億ドルにのぼる直接?間接的な補助金を通じて、市場資源の配分に直接介入している。米國こそが産業(yè)補助金大國だ。

中國の新エネルギー産業(yè)の急速な発展は、グリーン?トランスフォーメーション（GX）の実現(xiàn)という世界経済のニーズと符合しており、中國に有益であり、米國に有益であり、世界にも有益だ。我々は米側(cè)に対して、虛偽とダブルスタンダードを捨て去るよう促す。保護主義の覆轍を再び踏んではならない。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月15日