中國が海南島の南東海域で発見した「陵水36-1」ガス田の新たな確認埋蔵量が7日、関係當局の評価?審査に合格し登録された。天然ガスの確認埋蔵量は1000億立方メートル以上で、世界初の超深海超淺層大型ガス田となった。中國の鴬歌海、瓊東南、珠江口の3つの盆地での天然ガス確認埋蔵量はこれにより1兆立方メートルを超え、國のエネルギー安全保障を支えることになった。人民網(wǎng)が伝えた。

現(xiàn)在、超淺層ガスは深海エリアの重要な油ガス資源で、埋蔵深度300m未満の天然ガスを指しており、探査と開発で埋蔵深度が淺く保存が困難、根源巖から遠く離れ充填が困難、地層が脆く掘削が困難といった難題に直面している。

中國海洋石油集団有限公司総地質(zhì)師の徐長貴氏は、「淺層ガス形成メカニズム及びプロジェクト作業(yè)重要技術(shù)の研究開発を行った。海南島東南盆地中央低地南部の、平均作業(yè)水深1500mの陵水36-1ブロックを探査対象として選んだ。陵水36-1ガス田の探査の実踐は、掘削作業(yè)の安全に影響を及ぼす『災害ガス』を、開発価値を備えるクリーンエネルギーに変える可能性を明らかにした。これは類似する海域條件の資源探査?開発に指導的意義を持つ。同ガス田の探査成功は、中國が獨自に構(gòu)築した深海複雑油ガス資源探査?開発技術(shù)體制をさらに改善し、その先進性と信頼性を検証した」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年8月8日