長期連休は海へ マリンブルーの新しい消費シーンを體験
國慶節(jié)(建國記念日、10月1日)連休には、豊富な海産物が人々の食卓を賑わしただけでなく、各地でマリンブルーの海を利用したさまざまなスタイルの新しい消費シーンが創(chuàng)出された。
遼寧省大連市では、長海県の北緯39度の海で育った野生のアワビが大漁で、獐子島や海洋島など大小の島嶼の管轄エリア周辺海域で取れたアワビはこれから600トン余りが市場に出回り、年間売上高は9000萬元(1元は約21.0円)に達する見込みだ。
浙江省溫州市では、全國初のスマート音波による漁網(wǎng)のないフウセイ(イシモチの仲間)海洋牧場で200萬匹の漁獲があった。旺盛な連休消費により、現(xiàn)地では1日當(dāng)たりの販売量が1.5トンを超える日もあった。
中國には現(xiàn)在、海洋牧場が169ヶ所あり、近海の漁業(yè)資源の最大持続可能生産量(MSY)は1000萬トン以上を維持し、人々の休日の食卓を絶えず豊かにしている。
今年の同連休には、広東省汕尾市の紅海灣景勝地で、海辺の街の捨て置かれた養(yǎng)殖場が特徴的なビジネスエリアに変身した。海辺の建築物の壁面に描かれたイラストにはシロナガスクジラや帆船などのマリン要素が融合し、3キロメートル足らずの海辺の小さな通りに、カフェ、軽食レストラン、サーフショップなど新しい消費シーンが出現(xiàn)し、たくさんの消費者が訪れて「島ツアー」のもたらすリラックス感を楽しんでいる。
灣岸沿いに大海原に繰り出す人もいる。同連休には、汕尾市が管轄エリア內(nèi)の亀齢島や江牡島など複數(shù)の島嶼を結(jié)んで、初めて「島巡りツアー」スタイルを打ち出した。観光客は「この島のこの景色」を眺め、「海の牧場」の豊富な産物を味わうだけでなく、島ならではの麒麟の舞いを鑑賞する、汕尾の漁の歌を聞く、汕尾名物のお茶漬け「咸茶」を味わうなどをすることができる。
このほか、海南省の観光バスによる島巡りツアー、広東省湛江市の軍艦でシーフードを食べるプランなど、多様で新しい消費シーンが次々に打ち出された。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年10月9日
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