王毅氏がグローバル海洋ガバナンスについて3つの提言
王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は26日、第5回「海洋協力とガバナンスフォーラム」に「調和ある共生、手を攜えて前進、グローバル海洋ガバナンスのより高い水準への邁進を推進」と題するビデオ演説を行った。新華社が伝えた。
王氏は「中國共産黨第20期中央委員會第3回全體會議(三中全會)は『人類運命共同體の構築を推進し、全人類共通の価値観を実踐し、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブを実行に移す』ことを、さらなる改革の全面的深化及び中國式現代化の推進における重要任務とし、世界の開発格差の縮小、國際安全保障上の苦境の打開、文明間交流における障壁の打破のために、全人類の共通利益にかなう中國発のソリューションを提起した。グローバル海洋ガバナンスを積極的に推進し、海洋運命共同體を構築することは、人類運命共同體の構築において有るべき筋道だ。中國は各國と共に、習近平國家主席の打ち出した三大グローバルイニシアティブの実行を契機に、より高水準のグローバル海洋ガバナンスを実現し、全人類の幸福を増進することを望んでいる」と述べた。
王氏はグローバル海洋ガバナンスについて(1)海洋の質の高い持続可能な開発を推進する(2)普遍的かつ永続的な海洋の安全を維持する(3)世界規(guī)模で海洋文明交流を促進するという3つの提言を行った。王氏はまた「対話と協力の強化、海洋の平和と安定の維持、グローバル海洋ガバナンスの推進は、一貫して國際社會の広範なコンセンサスであり、主流の聲だ。中國は國際社會と手を攜えて共に努力し、海洋を世界各國の共有する平和と安寧の海、繁栄と発展の海、文明融合の海にすることを望んでいる」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月27日
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