深センの「フラワー経済」が大灣區(qū)の文化観光の発展をバックアップ
深セン市南山區(qū)にある「オランダフラワータウン」內(nèi)には、ヨーロッパ風(fēng)の建物が並び、異國情緒が漂っているほか、タウン內(nèi)に店を構(gòu)える複數(shù)の花屋では多肉植物やヒマワリ、バラ、キンカン、菊の花が販売されている。タウンの敷地面積は約6萬平方メートルで、花屋をメインとして、水族館やペット館、茶館、カフェなど約280軒の店舗が並んでいる。同タウンは花の展示や販売、レクリエーション、観光といった機能が一體となった特色ある文化商業(yè)エリアとなっている。人民網(wǎng)が報じた。
オランダフラワータウン(撮影?曹欣悅)。
データによると、今年1-9月期、中國の花の輸出入額は20億元(1元は約20.6円)以上に達した。年間売上高は2000億元を超える見込みだ。また、中國の花の栽培面積は約150萬ヘクタールで、花卉業(yè)界従事者は500萬人以上に達している。インターネットや物流の発展、育種技術(shù)の向上といった要素が、「フラワー経済」発展に拍車をかけ、ますます多くの種類の花が、ますます速いスピードで、多くの人の手元に屆けられ、人々の「美」に対する期待を満たしている。オランダフラワータウンはその勢いに乗る形で、リニューアル工事が行われ、より多くの種類の花を、より秩序ある場所で鑑賞したり、購入したりできる環(huán)境が整えられたほか、購入した花がよりスピーディーに屆けられる條件が整い、観光客の體験とビジネス環(huán)境が向上した。そして、深センの市民にとっても、祝祭日に気晴らしに遊びに行くのに絶好の場所となったほか、観光客にとっては、「深センの花+文化」を楽しめるプチ文化観光スポットとなっている?!富?文化」というテーマに合わせて、フラワータウンはこれまでに、春のフラワーアレンジメントコンテストといったイベントを開催してきた。そして、週末になると、延べ3-5萬人、祝祭日には延べ10萬人以上の市民や観光客が訪れるようになっている。そんなフラワータウンは現(xiàn)在、その特色を生かした「フラワー経済」の質(zhì)の高い発展の道を探っている。
オランダフラワータウンで販売されている多肉植物(撮影?曹欣悅)。
リニューアル工事が実施され、オランダフラワータウンと前海フラワー公園、中山公園、南頭古城が一つになり、統(tǒng)一した計畫に基づいて共に発展し、南山區(qū)、ひいては深セン、粵港澳大灣區(qū)(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市クラスター)の輝かしい「名刺」となっている?,F(xiàn)在、粵港澳大灣區(qū)の文化観光消費が活況を呈しており、その目玉である観光スポットのフラワータウンにも、大灣區(qū)各地から來る多くの観光客が押し寄せ、香港特區(qū)と澳門特區(qū)、中國大陸部の雙方向の行き來が日に日に盛んになっている。
フラワータウンには、鉢植えや生花などを販売するフラワー産業(yè)のほか、ウェディングフラワー、カフェ、茶館、文化クリエイティブグッズといった業(yè)態(tài)も集まっている。同タウンでは小さな花が大きな市場を生み出している。
オランダフラワータウンに並ぶ店舗。(撮影?曹欣悅)
オランダフラワータウンで販売されている生花。(撮影?曹欣悅)
(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年12月3日
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