中國(guó)の「都市公共交通條例」の実施が12月1日から正式に始まった。同條例は、都市公共交通優(yōu)先発展戦略をさらに明確化している。北京市交通委員會(huì)は今月4日に「條例」の解説を行い、「當(dāng)市では、地下鉄駅71駅の通路113ヶ所が、周辺の建物（商業(yè)ビルやオフィスビル）と連結(jié)している。駅と都市の連結(jié)を促進(jìn)すべく、當(dāng)市は今後も、駅構(gòu)內(nèi)に、シャンプー無(wú)しのカットのみ理髪店、ベーカリー、キッチンカーといった便利な店を設(shè)置する試みを?qū)g施し、駅と都市サービス機(jī)能の融合を促進(jìn)していく計(jì)畫」とした。

10年前は総延長(zhǎng)距離527キロ、18路線だった北京地下鉄は今や、総延長(zhǎng)距離836キロ、27路線にまで発展し、平日には延べ1100萬(wàn)人が利用する地下で運(yùn)営される特大都市のようになっている。

この「地下都市」の運(yùn)営効率を高めるべく、北京は運(yùn)行計(jì)畫と措置を最適化し続けて運(yùn)行間隔を縮め、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、地下鉄7路線の発車間隔が2分以內(nèi)になっている。また、改札機(jī)をスムーズに通過(guò)することができるよう、地下鉄全路線で、支付寶(アリペイ)や微信支付（WeChatペイ）、銀聯(lián)雲(yún)閃付といったモバイル決済が利用できるようになっているほか、今年9月からは、VISAカードやマスターカードといった海外発行のクレジットカードにも対応できるようになった。

北京は近年、運(yùn)営企業(yè)に対して合理的に駅の地下の空間を開発し、條件が整っている場(chǎng)合にはリニューアルを行うよう働きかけてきた。そして、コンビニ87店、獻(xiàn)血ルーム2ヶ所のほか、自動(dòng)販売機(jī)、玩具販売機(jī)、ATMなどのセルフサービス機(jī)を2117臺(tái)、キッチンカー14ヶ所、花売りコーナー40ヶ所などが設(shè)置されてきた。こうした取り組みにより、地下鉄の活力がさらに高まっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年12月6日