データによると、今年1-11月期、中國全土の各出入國検査所から、ビザ免除措置を利用して入國した外國人は前年同期比123.3％増の延べ1744萬6000人に達した。今月中旬、中國はビザなしトランジット政策の全面的な緩和と最適化を発表し、対象となる外國人の國內(nèi)滯在期間が240時間（10日間）に延長されたのを背景に、外國人の間で「中國旅行」人気がさらに高まりをみせている。それと同時に、外國語を話せるガイドが引っ張りだことなっている。

中國のツアーガイド資格所持者は約66萬人となっているものの、そのうち外國語を話せるツアーガイドが占める割合はわずか8.4％に過ぎない。「中國旅行」の爆発的人気の影響から、少數(shù)言語を話せるツアーガイドの需要に供給が追いつかない狀態(tài)となっており、外國語を話せるツアーガイドの料金も高騰している。そしてツアーガイドの資格関連やトレーニング関連の産業(yè)も急速に発展している。

四川省成都市の文化観光當局は、現(xiàn)地の大學と提攜して、少數(shù)言語を話せるツアーガイド育成拠點を設置した。成都ツアーガイド協(xié)會の王栄副會長は、「少數(shù)言語を話せるツアーガイドが多數(shù)現(xiàn)れており、日本語や韓國語、ロシア語、タイ語、ドイツ語、フランス語、イタリア語などを話せる人材が、文化観光業(yè)界に流れ込んでいる。ここ數(shù)ヶ月、少數(shù)言語を話せるツアーガイド関連の問い合わせは約5倍増えた」としている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年12月25日