2025年初の國旗掲揚(yáng) 天安門広場(chǎng)に5萬1千人
1月1日午前7時(shí)ごろ、東から昇った朝日の柔らかい光が、中國の大地を照らした。北京の天安門広場(chǎng)には、そんな初日の出と共に、2025年1回目の國旗掲揚(yáng)式を見ようと、5萬1000人の市民や観光客が集まった。
同日早朝、天安門広場(chǎng)の気溫は氷點(diǎn)下5度まで下がり、厳しい寒さとなり、時(shí)折冷たい風(fēng)が吹いていた。しかし、中國各地からやって來た5萬人以上の人々の熱い思いが冷めることはなく、広場(chǎng)は熱気に包まれていた。
國旗掲揚(yáng)式を見るために、はるか遠(yuǎn)くのドイツから北京に駆けつけた學(xué)生もいる。ドイツのミュンヘンに留學(xué)している郭峰陽さんは、飛行機(jī)に10時(shí)間乗ってやって來ただけでなく、國旗掲揚(yáng)式が始まる12時(shí)間前に天安門広場(chǎng)に到著したという。郭さんは「9年前に留學(xué)し、今は博士課程で學(xué)んでいる。異國の地にいると、祖國を思う気持ちがより強(qiáng)くなる」と話していた。
旗ポールの周囲に設(shè)置された観客エリアの最前列に立っていたのは、ほとんどが徹夜で式の開始を待っていた若者たちだ。少し疲れた表情を浮かべたその顔には、中國の國旗のフェイスシールが貼られ、気分を高揚(yáng)させながら國旗を手で振っていた。四川省成都市の大學(xué)4年生?邵新宇さんは、2日前に北京に來て、一番良い位置に向かう最短ルートや入場(chǎng)券をチェックする場(chǎng)所などを確認(rèn)し、當(dāng)日夜中の1時(shí)に來て、ベストポジションを見事確保したという。
同日午前7時(shí)33分、國旗掲揚(yáng)の始まりを告げるラッパの音が鳴り響くと、広場(chǎng)はすぐに靜まり返った。國旗護(hù)衛(wèi)隊(duì)が整然と隊(duì)列を組んで行進(jìn)し、金水橋を越えると、集まった人々の視線は自然と広場(chǎng)の中央に集まり、次々とスマホを手に取って、その厳粛で神聖な瞬間を撮影していた。
國旗が少しずつ掲揚(yáng)され、7時(shí)38分にポールの最上部に達(dá)すると、広場(chǎng)の熱気は最高潮に達(dá)した。そして、平和を象徴する1萬羽以上のハトが一斉に放たれ、平和と友愛を伝えるため広場(chǎng)の上空へと飛び立った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2025年1月2日
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