日本舞踴の魅力

　「日本文化の紹介-日本舞踴-」というテーマの週末の特別イベントが28日、日本大使館広報(bào)文化センターで開催された。同イベントは日本の有名な蕓術(shù)家、藤間萬恵氏が日本舞踴を紹介、また舞踏も披露し、來場(chǎng)者に多方面から日本舞踴の魅力を伝えた。人民網(wǎng)が伝えた。

　藤間萬恵氏は3歳から藤間流勘右衛(wèi)門派の日本舞踴を習(xí)い始め、蕓術(shù)祭新人賞、蕓術(shù)祭優(yōu)秀賞などを受賞している。藤間氏は舞臺(tái)公演で活躍すると同時(shí)に、師範(fàn)として弟子を指導(dǎo)している。2010年には日本文化庁が派遣する文化交流使として、日本舞踴を媒介に、講演や公演などを通じて日本文化の紹介に盡力している。

　日本舞踴は日本の伝統(tǒng)的な蕓術(shù)だ。名稱に「日本」とあるものの、この蕓術(shù)は中國や朝鮮の文化をもとに、日本人獨(dú)特の感性を加えたもので、長(zhǎng)い歴史を経て磨かれてきた。藤間氏は舞踴の伝播を通じて中日両國文化の交流と発展を促進(jìn)したいと考えている。

　日本舞踴は能や歌舞伎同様、日本人の誇る蕓術(shù)形式の一つだ。16世紀(jì)初め、日本の江戸時(shí)代にこうした歌舞伎のような蕓術(shù)形式が一世を風(fēng)靡した。徐々に細(xì)分化する観客の審美的なニーズに応えるため、歌舞伎における踴りの部分が徐々に獨(dú)立して歌舞伎舞踴となったが、これが日本舞踴の前身だ。その後400年以上の発展を経て、日本舞踴は徐々に歌舞伎舞踴の體系から離れ、獨(dú)立した蕓術(shù)の形式を形成し、今日まで代々伝えられている。（編集YH）

　「人民網(wǎng)日本語版」2013年9月29日