丸々とした黒いタキシードを著て手を振って観光客に挨拶する古典的なミッキーマウスの姿がここ數(shù)日、河南省洛陽(yáng)市にある王城公園の入り口で見(jiàn)られる?？蓯?ài)らしいミッキーマウスが多くの市民の注目を集める中で、注意深い市民の中にはこのミッキーマウスの背中が少し曲がっているのに気づいた人もいるだろう。人民網(wǎng)が伝えた。

　ミッキーマウスが著ぐるみを脫ぐと、中から白髪頭の高齢の女性が現(xiàn)れ、辺りの人を驚かせた。中の一人が「なぜそんなに高齢でまだミッキーに扮しているのか。家はどこか。世話してくれる家族がいるか」と質(zhì)問(wèn)すると、「ミッキーマウス」のおばあさんは「子どもたちも生活が楽ではないので、負(fù)擔(dān)になりたくない。私はまだ健康だから、自分でお金を稼ぎたい」と答えた。

　口では「健康」と言うものの、10數(shù)分後には「ミッキーマウス」のおばあさんは疲れた様子で、公園入り口の石段に座って休憩していた。頭の被り物をとって大きく息をつき、手で亂れた頭髪を整えると、その額には細(xì)かい粒の汗が浮かんでいた。「被り物は重すぎて、中は息苦しい。時(shí)間が長(zhǎng)いと我慢できない」。（編集YH）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年3月18日