戦略の見(jiàn)直しや商品ラインナップの調(diào)整、技術(shù)の向上のほか、1.6リッター以下の小型エンジン搭載車(chē)に対する販売稅が今年末まで半減されていることを背景に、日本車(chē)の中國(guó)における販売が回復(fù)を見(jiàn)せている。統(tǒng)計(jì)によると、1-5月期、トヨタの中國(guó)における累計(jì)販売臺(tái)數(shù)は前年同期比20.1%増の49萬(wàn)5000臺(tái)、ホンダは同比15%増の44萬(wàn)6000臺(tái)、日産は同比4.8%増の41萬(wàn)6400臺(tái)だった。

業(yè)界関係者は、「日本の自動(dòng)車(chē)メーカーが今年、少しずつ販売數(shù)を回復(fù)させている背景には、積極的に戦略を調(diào)整し、新車(chē)の発売を加速させ、技術(shù)を向上させていることにある。また、中國(guó)の消費(fèi)者の燃費(fèi)に対する要求も明らかに高くなっている」と分析している。トヨタは、小型車(chē)戦略を打ち出し、中國(guó)の小型車(chē)用にCVT（無(wú)段変速機(jī)）の生産を開(kāi)始した。トヨタが海外でCVTを生産するのは初めてとなる。また、中國(guó)で生産したハイブリッド車(chē)も打ち出した。ホンダは、環(huán)境?安全?快適を重視した「FUNTEC」 パワートレインを応用した自動(dòng)車(chē)を中國(guó)市場(chǎng)で販売する戦略を打ち出し、最新技術(shù)を投入して、主力車(chē)のモデルチェンジを進(jìn)めている。また、SUV(スポーツ用多目的車(chē))も増やす。日産は、新車(chē)の導(dǎo)入を加速させ、ターボチャージャーつきエンジン搭載車(chē)をラインアップに全面的に加えていくほか、若者をターゲットにした「Young Nissan」戦略を展開(kāi)している。

日本の自動(dòng)車(chē)メーカーの販売臺(tái)數(shù)が伸びていることで、ディーラーの士気も上がっている。最近開(kāi)催された一汽トヨタのディーラー募集大會(huì)において、一汽トヨタは1日で、ディーラー53社と契約を交わした。一汽トヨタのディーラーを?qū)澫螭摔筏空{(diào)査では、RAV4のモデルチェンジが近付いていることもあり、北京市內(nèi)のディーラーの在庫(kù)整理は完了。ほぼ完売の狀態(tài)になっている。また、新発売のプラドは、需要に供給が追い付かない狀態(tài)で、一部のディーラーは、値段を上げて販売しているほどだ。

SUVのほか、一汽トヨタのセダンの割引幅も小さくなっている。うち、カローラの割引は1萬(wàn)3000元(約19萬(wàn)5千円)。前月より2000元(約3萬(wàn)円)減った。また、ヴィオスの割引も1萬(wàn)2000元(約18萬(wàn)円)まで縮小した。ある一汽トヨタのディーラーの責(zé)任者は、「現(xiàn)在、割引幅が大きいのは、新型クラウンだけで、3萬(wàn)5000元(約52萬(wàn)5000円)。ただ、このクラスの高級(jí)車(chē)なら、他のメーカーの割引幅も大きい」と説明する。

ある広汽トヨタのディーラーでも、ハイランダーは割引なしで納車(chē)も2カ月待ちとなっていた。レビンは、ガソリン車(chē)もハイブリッド車(chē)も品薄の狀態(tài)で、ガソリン版は最近まで2000元(約3萬(wàn)円)の割引があったが、それもなくなり、カー用品がもらえる程度だ。同店の営業(yè)員は、「現(xiàn)在、割引幅が大きいのはカムリぐらいで、2萬(wàn)3000元(約34萬(wàn)5000円)。しかし、これはカムリ発売10周年を祝ったキャンペーン」と説明した。

中國(guó)の全國(guó)乗用市場(chǎng)情報(bào)合同委員會(huì)の崔東樹(shù)?秘書(shū)長(zhǎng)は、「中?小型車(chē)の技術(shù)研究開(kāi)発や商品の導(dǎo)入を加快させていることのほか、ドイツ車(chē)の代表格であるフォルクスワーゲンの販売數(shù)の増加ベースが落ち、韓國(guó)車(chē)も、セールスポイントであるコストパフォーマンスを、他のブランドに奪われている。そして、シェアも日本車(chē)を脅かすには至っておらず、日本車(chē)の価格が下がらない主な原因となっている」と分析している。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月29日