李克強(qiáng)総理は15日、第5回中日ハイレベル経済対話に出席した河野太郎外相ら日本の閣僚と中南海の紫光閣で會(huì)談した。新華社が伝えた。

李総理は「中日は互いに重要な隣國だ。昨年以來、互いの努力で両國関係は正常な軌道に戻り、新たな発展も得た。雙方は中日間の4つの基本文書の確立した原則を基礎(chǔ)に、『歴史を鑑として未來に向かう』精神に基づき、両國関係の長期にわたる健全で安定的な発展を推進(jìn)するべきだ」と指摘した。

また、第5回中日ハイレベル経済対話の成功開催を祝したうえで「中日は共に世界の主要エコノミーであり、協(xié)力強(qiáng)化は両國の利益にかなうだけでなく、地域及び世界の平和?安定?繁栄にも資する。雙方は共に自由貿(mào)易を支持し、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）のルールを遵守しており、共に相手國企業(yè)のために公平で公正かつ非差別的なビジネス環(huán)境を築くべきだ。中國側(cè)は確固として揺るぎなく改革を深化し、開放を拡大する。日本企業(yè)の対中投資拡大を歓迎する」と強(qiáng)調(diào)した。

李総理はさらに「昨年両國は中日イノベーション協(xié)力メカニズムの構(gòu)築を発表し、すでに第1回會(huì)合に成功した。両國がイノベーション分野で協(xié)力を強(qiáng)化し、実務(wù)的成果をさらに多く得て、金融、第三國市場、観光分野の協(xié)力を拡大することを希望する。中國側(cè)は日本側(cè)及び関係各國と中日韓自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）、域內(nèi)包括的経済連攜（RCEP）交渉を推進(jìn)し、域內(nèi)國の共同発展のためにさらに大きなチャンスを創(chuàng)造することも望んでいる。中國側(cè)は日本側(cè)が今年のG20大阪サミットを成功させることを支持する。各國と共に世界経済ガバナンス改革を推し進(jìn)め、世界経済の発展に新たな原動(dòng)力を注入したい」とした。

河野外相ら日本側(cè)高官は「昨年、日中両國総理の相互訪問が実現(xiàn)し、二國間関係は正常な軌道に戻った。日中ハイレベル経済対話は実り豊かな成果を得た。雙方は日中イノベーション協(xié)力メカニズムの第1回會(huì)合も行った。こうした交流によって、新時(shí)代における日中の互恵的協(xié)力関係が力強(qiáng)く推進(jìn)された。日本側(cè)は中國側(cè)とイノベーション、金融、環(huán)境保護(hù)、水素エネルギー、観光、青年、スマートシティ、第三國市場などの分野で協(xié)力と交流を強(qiáng)化し、多國間分野での意思疎通と調(diào)整を深化し、RCEP交渉が年內(nèi)に前向きな進(jìn)展を得る後押しをしたい」と表明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月16日