長髭の「関長」が嘉峪関で大人気 甘粛省
人民網(wǎng)日本語版 2023年08月08日10:42
甘粛省の嘉峪関は、明代長城の最西端にある関所で、今は有名な文化観光景勝地となっている。
嘉峪関出身の李森さんは、持ち前の器用さと親しみあふれる地方の訛りを活かし、景勝地を訪れる観光客に獨創(chuàng)性あるオリジナルの「関照(関所の通行許可証)」を発行し、かつての中國の領(lǐng)土を離れて西域へ向かうための「出國」儀式を再現(xiàn)している。そして李さん自身も「関長」として名を馳せるようになった?!搁v長」とは、古代に関所で、旅商人や使者の往來をチェックする責(zé)任者のことだ。
43歳になる李さんは、今では嘉峪関で最も人気の高い「ネット有名人」となった。観光客の中には、「合法的に通関を許可する」と「関長」から通告されるためだけに、強風(fēng)と炎天下で數(shù)十分も待つ人もいる?!搁v長」のほうも、絶えず新しいスタイルを生み出している。最初は宣紙に手書きだった「関照」から、印刷版や木板版、巻物式の「関照」へとバリエーションが増え、「通関許可」のセリフを考え、さらには「関長」の鎧や戦闘靴まで作るという凝りようだ。
「故郷の観光業(yè)のために、微力ながらも全力で貢獻したい」。李さんはショート動畫の自己紹介で、こう語っている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月8日
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