長江?武漢區(qū)間に「定住」するスナメリ
今年8月14日、スナメリが何度も出沒した長江?武漢市新州區(qū)雙柳區(qū)間の水域(ドローンによる撮影?胡冬冬)。
湖北省武漢市新州區(qū)內(nèi)を流れる長江を今月14日午後に取材し、スナメリ3頭が戯れる姿を撮影することに成功したほか、3時間のうちに6頭から8頭ほどのスナメリを確認することができた。そのうち1組は親子のようだった。複數(shù)回にわたり取材を行った結(jié)果、10頭から15頭ほどのスナメリが同區(qū)間に2年以上「定住」していることを確認できた。武漢晩報が報じた。
新州區(qū)の環(huán)境保護ボランティア協(xié)會の徐建利會長は、「2021年11月29日に、仲間と一緒に長江をパトロールしている時に、川から頭を出しているスナメリを偶然見かけた」ことをはっきりと覚えているといい、「みんなとても興奮した」と話す。
戯れるスナメリ2頭。
その後も、ボランティアたちは不定期で観察を行い、スナメリの撮影を行うようになった。當初は2、3頭のスナメリを時々目にする程度だったが、その後8頭から10頭ほどにまで次第に増え、見かける頻度も數(shù)日おきから現(xiàn)在では毎日目にすることができるほど増えたという。
これまで3回にわたり長江スナメリの調(diào)査に參加した中國科學院水生生物研究所の郝玉江副研究員は、「直近の2022年的の調(diào)査では、スナメリ1249頭を確認した。5年前の1012頭から23%増で、クジラ類としては、個體數(shù)がV字回復した、世界的に貴重なケースとなっている」と説明する。
長江の生態(tài)ピラミッドの頂點に位置するフラッグシップ種であるスナメリが、武漢市內(nèi)の水域に「定住」しているということは、その水界生態(tài)系が、根本的に改善していることを意味しており、長江がますます美しくなっていることを意味している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月16日
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