7月19日、寧夏回族自治區(qū)中衛(wèi)市內(nèi)に位置するある砂漠を訪れた。草方格（乾燥したワラで1m四方のワラを碁盤の目のように並べて砂に埋め込むこと）によって砂が固定され、地表から植物が生えていた。中衛(wèi)市は草方格の発祥の地だ。同技術(shù)は中國科學(xué)院沙坡頭砂漠研究試験ステーション、そして中衛(wèi)鉄道砂固定林場の従業(yè)員、現(xiàn)地の人々が長年の模索と実踐により形成したものだ。新華網(wǎng)が伝えた。

中衛(wèi)市は歴史的に砂嵐災(zāi)害が最も深刻な地域の一つだ。1950年代前半は騰格里砂漠（テングリ砂漠）が中衛(wèi)市の市街地までわずか4?5キロしか離れていなかった。砂漠周辺の村は頻繁に砂嵐の被害を受けた。黃砂が耕作地を埋め、黃河を侵食した。

70年の苦しい取り組みを経て、中衛(wèi)市は生態(tài)防護林と生態(tài)経済林の建設(shè)、特徴的な農(nóng)業(yè)、太陽光発電産業(yè)、砂漠観光業(yè)を発展させるなどにより、緑の増加と砂漠の減少という重大な変化を?qū)g現(xiàn)した。10萬ヘクタールの砂漠に対して対策を講じた結(jié)果、テングリ砂漠が25キロメートル後退した。対策エリアの天然植物は25種から453種に増え、植被率はこれまでの1％未満から42％に上昇した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月27日