(資料寫真、撮影?趙雯博)
人間には食べることが非常に大切で、毎日きちんと食事を取らなければならない。最新の研究によれば、一日三食のうち一食でも抜くと深刻な影響を受ける可能性があるという。
中國(guó)の華中科技大學(xué)同済醫(yī)學(xué)院と米國(guó)のアイオワ州立大學(xué)がこのほど食事の回?cái)?shù)?間隔と死亡率との関連について共同研究を行い、一日に3回の食事が身體にとってどれほど重要であるかを明らかにした。
同研究の調(diào)査には2萬4000人が參加し、そのうち約30%の人が「一日の食事回?cái)?shù)は3回より少ない」と答えた。一日に1回しか食事をしない人と一日に3回食事をする人と比べると、全死因の死亡率は30%高く、心血管疾患の死亡率は83%高かった。1日に2回食事をする人と一日に3回食事をする人と比べると、全死因の死亡率は7%高く、心血管疾患の死亡率は10%高かった。
どの食事を抜くのが最も「致命的」?
研究によると、朝食を食べない人は食べる人に比べて、心血管疾患の多変量調(diào)整後の全死因の死亡率が40%高いという。
晝食を食べない人は食べる人に比べて多変量調(diào)整後の全死因の死亡率が12%高く、夕食を食べない人は食べる人より全死因の死亡率が16%高かった。
こうしたデータからわかるのは、朝食を食べないことと心血管疾病のリスク上昇とは関連があり、晝食または夕食を食べないことと全死因の死亡率との間にも関係があり、その中には心血管疾病のリスクの増大も含まれることだ。そのため食事を抜くと身體へのダメージが非常に大きいのだ。
また食事と食事の間隔が短すぎるのも身體によくない。一日に3回食事をするが、食事と食事の間隔が短すぎる人は、飲食習(xí)慣に潛在的なリスクが潛んでいる。研究によれば、前回の食事から4時(shí)間30分経たずに次の食事をすることと、全死因の死亡率の上昇とは関連があることがわかったという。
米テネシー大學(xué)の疫學(xué)研究者の孫揚(yáng)波(音訳)氏は、「私たちの研究から、1日に1回しか食事をしない人は、1日の食事回?cái)?shù)が4回の人よりも死亡率が高くなることが分かる。この発見を踏まえて、毎日少なくとも2-3回食事を取ることをアドバイスする」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月25日