このほど北京市で行われた世界ロボット大會2023のロボット博覧會では、最新の成果が続々と登場し、ロボットの先端技術(shù)及び産業(yè)発展を観察する重要な窓口になった。人民日報が伝えた。

工業(yè)?情報化部（?。─谓y(tǒng)計データによると、産業(yè)用ロボットは現(xiàn)在、國民経済の60の業(yè)界大類、168の業(yè)界中類をカバーしている。中國は9年連続で世界最大の産業(yè)用ロボット使用國になっている。中國の産業(yè)用ロボット生産臺數(shù)は2022年、前年比20％以上増の44萬3000セットに達(dá)し、使用臺數(shù)の割合が世界の50％を超えた。

調(diào)査によると、中國のロボット産業(yè)の基礎(chǔ)能力は近年大幅に向上し、ミドル?ハイクラスに前進(jìn)する傾向を示している。一部の技術(shù)と応用はすでに世界トップレベルになっている。

瀋陽新松ロボット自動車スポット溶接作業(yè)ステーションで、4臺の産業(yè)用ロボットがロボットアームを動かし、白い自動車フレームのスポット溶接を行っていた。

「自動車溶接ラインの工程が詰まっており、技術(shù)の難易度が高い。複數(shù)の溶接ロボットによる正確で効率的な、故障ゼロの安定稼働が必要だ。業(yè)界の壁が高いことから、自動車スポット溶接は長期間にわたり海外のロボット企業(yè)に獨(dú)占されていた」。瀋陽新松ロボット自動化股份有限公司の業(yè)界マネージャーの馬騁氏は取材に、「當(dāng)社が獨(dú)自に開発した制御?ソフトウェアシステムにより、當(dāng)社のスポット溶接の効果と効率が業(yè)界トップ水準(zhǔn)に達(dá)した?，F(xiàn)在すでに100臺近くのスポット溶接ロボットが、中國の複數(shù)の自動車完成機(jī)生産メーカーで導(dǎo)入されている」と述べた。

「當(dāng)社のロボットは摑む力を制御でき、すでに月餅の生産や生鮮食品の加工など複數(shù)の業(yè)界で導(dǎo)入されている」。北京軟體ロボット科技有限公司の展示ブースで、職員が來場者に製品の注目ポイントを説明していた。

従來的なロボットの大半は吸盤やシリンダーなどで物體を摑み取っていたが、これらの取付具は形が異なるまたは壊れやすい商品の仕分けと包裝の需要を満たせなかった。同社はエラストマー材料技術(shù)に基づきロボット構(gòu)造の設(shè)計を改良し、柔軟性物體の安全で損傷の生じない摑み取りや搬送などの難題を解決し、より多くのシーンでのロボット導(dǎo)入を推進(jìn)した。

中國電子學(xué)會政策研究?國際協(xié)力センターの王桓主任は、「ロボット本體から部品や集積応用へと、中國のロボット産業(yè)チェーンが大まかに形成された。中國は製造業(yè)の規(guī)模が大きく、種類が揃っている。製造強(qiáng)國の建設(shè)の加速でロボット産業(yè)発展の明るい見通しがあり、今後の発展に期待できる」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月30日