世界最大の會計事務(wù)所?デロイト?トウシュ?トーマツと第一財経研究院が4日に共同で発表した「中國企業(yè)グローバル化新紀(jì)元白書」によると、ここ20年、中國の対外直接投資は急増のペースを維持し、それに応じて中國企業(yè)が海外で雇用する従業(yè)員も急増している。中國新聞社が報じた。

白書によると、2002年に27億ドル(1ドルは約146.2円)だった中國企業(yè)の年間対外直接投資額は、2021年には1788億2000萬ドルにまで拡大した。世界各國?地域を、外資の直接投資フローに基づいてランク付けすると、中國の順位は2002年の26位から、2012年には3位まで上がり、その後の10年はその座を守り続けた。そして、2020年にはトップの座を手に入れたこともあった。中國の対外直接投資殘高の水準(zhǔn)も急速に高まっており、2002年の300億ドル未満から、2021年には2兆7851億5000萬ドルにまで激増。米國とオランダに継ぐ世界3番目の規(guī)模となっている。

それに応じて、中國企業(yè)が海外で雇用する従業(yè)員數(shù)も急増している。白書によると、2006年の時點で中國企業(yè)が海外で雇用する従業(yè)員はわずか63萬人だったものの、2021年には395萬人にまで増加した。そのうち、239萬人以上が外國籍だ。実際、中國企業(yè)が海外で雇用する外國籍の割合も高まり続けており、2006年の42.6％から2021年には60％にまで上昇した。それは、中國企業(yè)の海外における運営が少しずつローカル化されていることを側(cè)面から示している。

白書は、「2023年に入り、內(nèi)部から押し出す力と、外部から引き付けられる力が相乗効果を発揮し、中國企業(yè)の海外進(jìn)出のペースは目に見えて加速している。中國の現(xiàn)代化産業(yè)體系構(gòu)築や、ハイレベルな対外開放推進(jìn)のためには、中國企業(yè)の積極的な海外進(jìn)出が必要だ。また、中國経済は、急速な発展から、質(zhì)の高い発展へとモデル転換しており、その過程において、中國市場の発展動向が、多くの中國企業(yè)の積極的な海外進(jìn)出を促進(jìn)することになるだろう」と指摘している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月5日