中國気象局國家宇宙天気観測早期警戒センターの発表によると、中國はすでに規(guī)範(fàn)化?定量化された宇宙天気観測予報(bào)早期警戒業(yè)務(wù)を形成しており、宇宙天気予報(bào)の精度が世界トップレベルに達(dá)しており、このほど第6回國際當(dāng)直任務(wù)を無事完了した。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

宇宙天気の研究対象は地表から30キロメートル以上離れた宇宙領(lǐng)域で、主に太陽-地球空間の太陽コロナ、惑星間、磁気圏、電離層、中高層大気などが含まれる。ほとんどの宇宙事業(yè)や衛(wèi)星、通信、測位活動(dòng)がこの宇宙領(lǐng)域で行われるか、この領(lǐng)域に依存する。

中國は長年の取り組みを経て、宇宙と地上を一體化させた宇宙天気業(yè)務(wù)観測の枠組みを形成させてきた。地上観測については、15省で地上宇宙天気観測設(shè)備を84臺(tái)（セット）設(shè)置し、「3帯6區(qū)」地上宇宙天気専用ネットワーク構(gòu)成を初歩的に形成した。宇宙観測については、13基の「風(fēng)雲(yún)」シリーズ気象衛(wèi)星に搭載された12種?49臺(tái)（セット）の宇宙天気観測裝置を利用し、観測能力と精度が安定的に向上している。また太陽、磁気圏、電離層、中高層大気の重要パラメータの業(yè)務(wù)化観測を初歩的に実現(xiàn)した。宇宙天気早期警戒には今年、さらに國家突発事件早期警戒発表體制が加わった。3月1日には國家突発事件早期警戒センターを通じ、太陽フレアの情報(bào)を初めて発表している。

宇宙天気観測早期警戒センターは現(xiàn)在、第1世代「全リンク」宇宙天気パラメータ予報(bào)業(yè)務(wù)システムの建設(shè)に取り組んでおり、すでに段階的な進(jìn)展を手にしている。來年には次世代宇宙天気業(yè)務(wù)システム「風(fēng)雲(yún)太空」が全面的に設(shè)置される見込みだ。同システムは中國の宇宙天気各種観測データを集め、総合的に分析と処理する能力を備え、各種観測や応用商品をリアルタイムで配布することを?qū)g現(xiàn)する。そして宇宙、航空、通信、測位、長距離パイプラインなどの業(yè)界ユーザーとより良く結(jié)びつき、「気象＋」サービスを提供していくことになる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月6日