科學(xué)調(diào)査船「実験6」が10日、広東省広州市新洲埠頭基地から出港し、東インド洋の海域に向かい、國家自然科學(xué)基金2023年東インド洋総合科學(xué)調(diào)査共有航行段階を遂行する。今回の航行段階は中國科學(xué)院南海海洋研究所や中國科學(xué)院海洋研究所など13の科學(xué)研究チームによる28件の科學(xué)研究プロジェクトを搭載し、海上作業(yè)80日間、航続距離1萬2000カイリ以上を予定?？萍既請螭瑏护à?。

今航行段階首席科學(xué)者で、同研究所研究員の王衛(wèi)強氏は、「インド洋は地域及び世界の気候変動、水域、エネルギー交換などに対して重要な役割を果たしている。特に季節(jié)風(fēng)により大量の水蒸気をもたらし、中國の華南地域及び長江流域に重要な影響を及ぼしている。しかし、インド洋は現(xiàn)在も現(xiàn)場観測が最も不足している大洋の一つだ」と説明した。

航行段階全體では東インド洋海域の関連科學(xué)研究が計畫されており、「熱帯東インド洋の動力プロセス、物質(zhì)循環(huán)と生物?地理間の結(jié)合関係」という重要な基礎(chǔ)科學(xué)問題を解決し、重要科學(xué)問題エリアの學(xué)際的研究の深化を?qū)g現(xiàn)し、熱帯東インド洋海嶺エリアの南?北半球の異なる海洋動力プロセス、物質(zhì)輸送及びエリアの気候効果を深く探究する。

同研究所は2014年より同観測エリアに水域環(huán)境観測水中ブイを設(shè)置しており、現(xiàn)在まで8年連続で安定的に稼働している。海洋上層の還流の動力學(xué)的特徴の年間ベースの変化の特徴と近海底の海流の基本的な運動の特徴を明らかにした。今航行段階では重點観測エリアに観測システムを設(shè)置し、同地形の局部地形変化における流系観測及びその海底沈積と地質(zhì)の関係に対して、體系的で深い観測をさらに行う。

今年は「一帯一路」（the Belt and Road）イニシアティブ10周年に當(dāng)たる。同研究所は「海上シルクロード海洋災(zāi)害と保障」という國の需要をめぐり積極的に行動し、長年連続で東インド洋の調(diào)査を行っており、中國科學(xué)院中國?スリランカ共同科學(xué)教育センター、中國?スリランカ熱帯海洋環(huán)境「一帯一路」共同実験室の建設(shè)をサポートした。同研究所の副所長を務(wù)めるプロジェクト責(zé)任者の林強氏は、「科學(xué)調(diào)査航行段階により、海上シルクロード周辺諸國との科學(xué)研究協(xié)力?交流を強化し、科學(xué)教育連攜をさらに実現(xiàn)することを願う」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月13日