アリババ系のタオバオでもWeChatペイが使用可に 進(jìn)むプラットフォームの「相互接続」
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ダブル11(11月11日のネット通販イベント)のプレセールが始まり、通販大手の淘寶(タオバオ)とSNS大手の微信(WeChat)がなんと手を結(jié)んだ。最近、多くのネットユーザーが淘寶の決済ページに「微信でQRコードをスキャンして支払い」の選択肢が加わったことに気づいている。
これについて淘寶のプレミアム會(huì)員サービス「88VIP會(huì)員」は、微信のコードスキャンによる決済機(jī)能は段階的にリリースしているところで、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では一部のユーザーにしか開放されておらず、この決済方法に対応する商品も一部にとどまるとしている。
決済畫面のスクリーンショット
今回の淘寶と微信の相互接続について、SNS上でネットユーザーからは「大歓迎」、「すごくいい、微信に入っているお金を現(xiàn)金化するには手?jǐn)?shù)料がかかるので、これからは淘寶で使うことにする」などの聲が上がった。
淘寶の決済はこれまで支付寶(アリペイ)、花唄(ファーペイ)、知人に代行してもらうなどしかなく、どれも阿里巴巴(アリババ)グループ內(nèi)のエコシステムに限定されるものだった。現(xiàn)在、ショート動(dòng)畫共有アプリ「抖音(中國(guó)版TikTok)」は支付寶と銀行カードでの決済にのみ対応し、微信支付(WeChatペイ)には対応していない。ECプラットフォームの拼多多は商品を受け取ってから代金を支払うことができ、微信、支付寶、微信での知人による代行、QQ銭包(QQウォレット)、花唄の5種類の決済方法が使える。
業(yè)界関係者は、「これまでプラットフォームの間は遮斷されており、これは自社へのアクセスに関するエコシステムを保護(hù)する役割を果たしていたが、この相互遮斷こそがインターネット上の巨大なデジタルデバイド(情報(bào)格差)を生み出し、またユーザー體験の質(zhì)を下げていた。相互接続はこれからの方向性になる」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年10月20日
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