「製造業(yè)分野における外資參入制限措置を全面的に撤廃する」。これは中國が第3回「一帯一路」（the Belt and Road）國際協(xié)力サミットフォーラムの開幕式で発表したビッグニュースだ。

中國國際経済交流センターのチーフエコノミスト、執(zhí)行局副主任、學術委員會副主任を務める陳文玲氏は、「製造業(yè)分野の外資參入制限措置の全面的な撤廃は、今後は中國の製造業(yè)が絶えずトランスフォーメーション?高度化を遂げる中で、外資の參入がスムーズになるということだ」と述べた。

「全面撤廃」は何の影響をもたらすか？

商務部（省）國際貿易経済協(xié)力研究院學位委員會の白明委員は、「製造業(yè)分野の外資參入制限措置の全面撤廃は、中國のハイレベルな対外開放を十分に體現(xiàn)するものである一方で、製造業(yè)の発展自體の必要性によるものでもある」との見方を示した。

白委員は、「開放が進めば進むほど、協(xié)力のチャンスも増える。中國の製造業(yè)の質の高い発展にはより多くの質の高い海外の要素が必要であり、全面的に開放されて初めて、グローバル資源の配置を最適化することができる。とりわけ中國が製造業(yè)大國から製造業(yè)強國に飛躍する段階にあって、開放がもたらすチャンスを一層強調すべきだ」と指摘した。

白委員は、「全面的な開放が行われた後、中國國內に製造業(yè)企業(yè)に一定の競爭圧力がかかり、圧力の下で優(yōu)勝劣敗が進むことは確実だが、強い競爭力を持つ企業(yè)は圧力に直面しても持ちこたえることができ、発展の可能性がより大きく広がるだろう」との見方を示した。

また白委員は、「新しい措置は中國が開放の扉をますます大きく開くというシグナルを発信している。目下の世界の経済情勢が複雑に錯綜する環(huán)境の中で、中國は対外開放への決意と自信をますます強固なものにしている」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月20日