中國有人宇宙事業(yè)弁公室によると、有人宇宙船「神舟17號(hào)」が今月26日午前11時(shí)14分に打ち上げられた。乗組員は湯洪波宇宙飛行士、唐勝傑宇宙飛行士、江新林宇宙飛行士の3人だ。

1989年生まれの唐勝傑氏(34)は、中國の宇宙ステーションに向かった宇宙飛行士のうち、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で最年少の宇宙飛行士となった。農(nóng)村で生まれ育った少年だった唐氏は、やがて空軍のパイロットとなり、そして今、宇宙へと旅立った。

6タイプの戦闘機(jī)の操縦経験、20代で宇宙飛行士候補(bǔ)生に

はにかんだ笑顔を見せ、真っ直ぐな性格で、誠実な人柄の唐氏は1989年12月、甘粛省定西市の農(nóng)村の家庭に生まれた。2003年10月15日、中國の宇宙飛行士?楊利偉氏が乗り込んだ「神舟5號(hào)」の打ち上げが成功し、中國初の有人宇宙飛行が成功、中華民族の宇宙の夢が実現(xiàn)した。當(dāng)時(shí)、まだ中學(xué)生だった彼にとって、それが「宇宙飛行士」に対する第一印象となった。

高校を卒業(yè)した年、唐氏は迷うことなく軍學(xué)校への進(jìn)學(xué)を選んだ。2008年9月25日、「神舟7號(hào)」が打ち上げられた時(shí)のことについて、唐氏は、「當(dāng)時(shí)、空軍航空大學(xué)に入學(xué)して1年目だった。運(yùn)動(dòng)場で生中継を見て、心を揺さぶられた」と振り返る。

2012年、唐氏は空軍航空大學(xué)を卒業(yè)し、優(yōu)秀なパイロットになった?！革w行部隊(duì)に入ってからは、飛行能力と戦闘能力を高めることに集中した。6タイプの戦闘機(jī)を操縦したことがある」と唐氏。

2018年、まだ20代だった唐氏は、中國の第3陣宇宙飛行士候補(bǔ)生の選抜に參加。2020年9月、數(shù)次にわたる選考を経て、見事選出された。

2年足らずで100科目を?qū)W習(xí)

第3陣宇宙飛行士候補(bǔ)生は、8ジャンル200項(xiàng)目以上に及ぶ訓(xùn)練を受けた。體やメンタルの訓(xùn)練、忍耐力や専門知識(shí)の向上などが、宇宙飛行士になるために必ず必要な訓(xùn)練となる。うち、72時(shí)間眠らない訓(xùn)練が、唐氏にとって一番印象的だったという。

そして、「宇宙ステーションでのミッション実施の際には、長時(shí)間かけて処理しなければならない緊急事態(tài)に直面することがある。そのため、ハイレベルのメンタルや忍耐力が求められる。ミッションを始めてから完遂するまでの訓(xùn)練の中で、自分の自信について見つめ直すことができたように思う」と話す。

2年足らずの間に、唐氏は系統(tǒng)的な學(xué)習(xí)と訓(xùn)練を終え、100科目以上を?qū)Wんだ。厳格な選抜を経て、彼は湯氏、江氏と共に、「神舟17號(hào)」の乗組員に選出された。

事前の十分な準(zhǔn)備を通して、唐氏は、宇宙飛行ミッションに対する自信を深めており、「このミッションを首を長くして待っている」と語っていた。

そして、「今回の飛行において、科學(xué)実験成果を挙げ、中國の有人宇宙飛行事業(yè)や科學(xué)の発展に貢獻(xiàn)したい。宇宙において、いつもと違う角度で地球を観察するほか、宇宙の神秘も観察して、忘れられない思い出を殘し、経験を積みたい」と話していた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月27日