第25回中國(guó)國(guó)際ハイテク成果交易會(huì)（以下、「高交會(huì)」）が11月15日から19日までの5日間、広東省深センで開(kāi)催されている。105ヶ國(guó)?地域以上の団體やグループ、企業(yè)4925社が參加?出展している。その展示面積は合わせて50萬(wàn)平方メートル以上で、史上最大規(guī)模で、參加國(guó)?地域が最多の高交會(huì)となっている。

愛(ài)知県は、2年連続日本で製造品出荷額1位を誇る日本屈指の製造県で、自動(dòng)車産業(yè)を含む、多くの最先端産業(yè)の集積地となっている。高交會(huì)に初參加となった「新規(guī)の客」である愛(ài)知県の経済産業(yè)局スタートアップ推進(jìn)課の林直孝主査は、「深センの起業(yè)環(huán)境が非常に優(yōu)れていることは世界的にも有名だ。それは、政府が提供する數(shù)多くの政策や資金といったサポートと密接な関係がある。また、深センは『失敗が許される』という起業(yè)環(huán)境で、起業(yè)家にリベンジの勇気を與えているという點(diǎn)も非常に重要だ」と語(yǔ)る。

茨城県つくば市は、深セン市の友好都市であると同時(shí)に、高交會(huì)の「常連客」でもある。同市は2014年から6年連続で企業(yè)と共に高交會(huì)に參加しており、今年も同市の企業(yè)2社が出展している。

國(guó)立研究開(kāi)発法人物質(zhì)?材料研究機(jī)構(gòu)（NIMS）発のベンチャー企業(yè)である株式會(huì)社Thermalyticaは材料のイノベーションに力を注いでいる。今年の高交會(huì)において、同社は世界一流の斷熱性を誇る超微粒子エアロゲル斷熱材「TIISA」を展示している?！窽IISA」は、建築の分野や工場(chǎng)建設(shè)など幅広い分野に応用することができ、世界の気候変動(dòng)対応や省エネ推進(jìn)、二酸化炭素排出削減などを、力強(qiáng)くバックアップすることができる。

「TIISA」の斷熱効果を示す溫度計(jì)（撮影?陳思）。

會(huì)場(chǎng)で、斷熱材を使用した板材と、普通の板材を比べると、斷熱効果には10度以上の差があった。

また株式會(huì)社SIJテクノロジの超微細(xì)インクジェット技術(shù)は、超精密プリントを?qū)g現(xiàn)しており、多くの來(lái)場(chǎng)者の注目を集めていた。深センの地元企業(yè)のスタッフは、説明を聞いて稱賛の聲を上げ、取材に対して「中國(guó)には現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、これほどの技術(shù)を有する企業(yè)はない。將來(lái)、PCB業(yè)界（プリント基板）業(yè)界に革命を起こす可能性がある」とした。

超微細(xì)インクジェット技術(shù)について説明するスタッフ（撮影?陳思）。

つくば市には、國(guó)立研究機(jī)関29機(jī)関、民間研究開(kāi)発機(jī)関100機(jī)関以上が集まり、研究學(xué)者1萬(wàn)人以上がそこで居住しているため、名実ともに「科學(xué)の街」となっている。つくば市経済部産業(yè)振興課産業(yè)創(chuàng)出支援係の甲斐夢(mèng)帆係長(zhǎng)は、「深センは、イノベーションの街。アーリーステージの企業(yè)や、『専精特新（専門化?精密化?特徴化?新規(guī)性）』の企業(yè)がここで、急成長(zhǎng)を遂げることができる。高交會(huì)を通して、一社でも多くの日本の企業(yè)が、中國(guó)市場(chǎng)を開(kāi)拓し、技術(shù)やビジネスの分野で協(xié)力を展開(kāi)できるようになることを願(yuàn)っている」と語(yǔ)った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年11月16日