王毅中共中央政治局委員（外交部長）は26日、韓國?釜山で韓國の樸振外相、日本の上川陽子外相と第10回中日韓外相會(huì)議を行った。新華社が伝えた。

王氏は「すでに中日韓協(xié)力は東アジア地域において最も制度化の水準(zhǔn)が高く、最も広範(fàn)な分野をカバーし、最も豊かな意味を持つ多國間協(xié)力枠組みとなっており、著実に3ヶ國の発展に寄與し、地域の人々に幸福をもたらしてきた。3ヶ國は互恵?ウィンウィンの提唱を堅(jiān)持し、中日韓自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）交渉を早急に再開し、地域経済統(tǒng)合の勢(shì)いを維持し、複數(shù)のルートに及ぶ多層的な地域自由貿(mào)易の取り決めを整備し、アジア太平洋自由貿(mào)易圏（FTAAP）への邁進(jìn)という共通の目標(biāo)に貢獻(xiàn)する必要がある?？茖W(xué)技術(shù)革新の深化を堅(jiān)持し、ビッグデータ、ブロックチェーン、人工知能（AI）など最先端科學(xué)技術(shù)分野における?yún)f(xié)力を強(qiáng)化し、共同で産業(yè)チェーンとサプライチェンの安定性及び円滑性を維持し、かつこれを最適化?高度化し、地域の生産ネットワークの強(qiáng)靭性を高める必要がある。交流と相互參考の強(qiáng)化を堅(jiān)持し、人的?文化的交流を拡大し、人的往來を拡大?円滑化し、若者を中心に中日韓國民の理解と友情を増進(jìn)する必要がある。共同発展の牽引を堅(jiān)持し、引き続き自己意思、平等、開放、ウィンウィン、透明、持続可能という原則に基づき、近隣國などニーズのある國や地域と『中日韓プラスX』の協(xié)力プロジェクトをさらに多く立ち上げ、地域內(nèi)外の共同かつ持続可能な発展につなげる必要がある」とした。

3ヶ國は関心を共有する國際?地域問題について意見交換を行った。王氏は「アジア太平洋地域の重要國である中日韓は、混迷する國際情勢(shì)を前に、アジア太平洋の平和的発展と地域の人々の利益に立腳して、地域協(xié)力を深め、共同でリスクや課題に対処し、地域の平和と繁栄を維持する必要がある。東アジア協(xié)力の『リーダー』としての役目を果たし、中日韓協(xié)力によって東アジア協(xié)力を先導(dǎo)し、開放的地域主義を堅(jiān)持し、イデオロギーによる線引きに反対し、地域協(xié)力の陣営化を阻止する必要がある。地域の平和?安全を維持する『スタビライザー』としての役目を果たし、共通?総合?協(xié)調(diào)?持続可能な安全保障観を堅(jiān)持し、溝や紛爭(zhēng)の対話と協(xié)議を通じた平和的方法による解決を堅(jiān)持する必要がある。紛爭(zhēng)問題を解決するための『減圧弁』としての役割を果たす必要がある。朝鮮半島情勢(shì)の緊張が続くことは、どの國の利益にもならない。事態(tài)を沈靜化させ、対話再開に必要な環(huán)境を整え、そのために有意義な行動(dòng)を取ることが喫緊の課題だ」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年11月27日