王毅氏がブリンケン米國務(wù)長官と會談
王毅中共中央政治局委員(外交部長)は26~27日、米國のブリンケン國務(wù)長官とワシントンで2回會談を行った。雙方は、サンフランシスコでの両國首脳會談の実現(xiàn)に向けて共に努力することで一致した。新華社が伝えた。
王氏は「現(xiàn)在、國際情勢は混迷し、中米関係も重要な岐路に立っている。我々は常に、中米間の共同利益は摩擦を大きく上回り、各々の成功は互いにとって挑戦ではなくチャンスであり、大國同士の付き合う道はゼロサムゲームではなく対話?協(xié)力であるべきだと考えている。我々は、両國に幸福をもたらし、世界に恩恵を及ぼすため、中米関係を健全で安定した発展の軌道に早急に戻すことを主張している」と指摘。
「今年の中米関係の曲折した歩みを振り返ると、総括に値する経験と汲み取る必要のある教訓(xùn)がある。最も重要なのは『5つの必須』を成し遂げることだ。つまり、両國首脳間の共通認(rèn)識の遵守、中米関係の安定化、円滑な意思疎通チャンネルの維持、溝?対立?摩擦の管理及びコントロール、互恵協(xié)力の推進(jìn)が必須だ」と述べた。
また「中米関係の安定化と好転を?qū)g現(xiàn)するには、雙方が相手國の戦略的意図を客観的に認(rèn)識し、中米関係における競爭要因を正しく受け止め、國家安全保障の概念を整理して明らかにする必要がある」と強(qiáng)調(diào)した。
ブリンケン國務(wù)長官は「米國は両國関係が安定し、持続可能であることを希望し、中國側(cè)と意思疎通を強(qiáng)化して、誤った判斷を防ぎ、必要な分野で協(xié)力の実施を議論し、次の段階の米中上層部交流に向けて準(zhǔn)備を整えることを望んでいる」とした。
雙方は、パレスチナ?イスラエル衝突など國際?地域問題について意見交換を行った。
王氏は「さらに広範(fàn)囲の人道的災(zāi)害を防ぐことが喫緊の課題であり、その根本的な打開策が『二國家解決』の実行だ。中國は各方面と共に、協(xié)力して和平促進(jìn)のメカニズムを活性化し、『二國家解決』実行のためにより広範(fàn)な國際的コンセンサスを形成し、実効性ある國際的保障の提供を議論することを望んでいる」とした。
ブリンケン國務(wù)長官は「中東地域の平和と安定を維持し続けることは各方面の利益にかなう。米國も同様に、『二國家解決』に戻り、実行すべきとの認(rèn)識だ」とした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月30日
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