人類が大航海時代に入って以來、アデン灣とソマリア海域は次第に多くの船が行き交う「黃金の海路」となったが、同時に海賊が猛威を振るう危険地帯ともなった。2008年12月26日、中國海軍は國連安保理決議と中央軍事委員會命令に基づき、護(hù)衛(wèi)任務(wù)を遂行して平和維持に貢獻(xiàn)するため、アデン灣とソマリア海域に初めて艦隊を派遣した。中國新聞社が伝えた。

ソコトラ島以北、バブ?エル?マンデブ海峽南側(cè)出口が中國海軍の護(hù)衛(wèi)艦艇と被護(hù)衛(wèi)船舶の合流地點(diǎn)であり、それぞれA點(diǎn)、B點(diǎn)と呼び、數(shù)百海里離れている。過去15年間、中國海軍の護(hù)衛(wèi)艦艇は両地點(diǎn)の間を晝夜往復(fù)し、各國の船舶數(shù)千隻の航行の安全を守ってきた。

近年、海賊の活動海域、標(biāo)的、襲撃方法などは絶えず変化しており、それに合わせて中國海軍護(hù)衛(wèi)艦隊も護(hù)衛(wèi)任務(wù)の実施?指揮モデルを変え続けてきた?，F(xiàn)在までに中國海軍は護(hù)衛(wèi)艦隊を計45陣派遣し、計1600回余りにわたって7200隻以上の各國船舶の護(hù)衛(wèi)任務(wù)を完遂し、100隻近くの各種船舶を救助?護(hù)衛(wèi)してきた。その過半數(shù)を外國籍の船舶が占める。

また、中國海軍護(hù)衛(wèi)艦隊の任務(wù)內(nèi)容も単なる護(hù)衛(wèi)からより多様なものに変わり、合同訓(xùn)練?演習(xí)に積極的に參加し、友好訪問を行い、國際舞臺で存在感を示し、危難の際には各國の人々に繰り返し救いの手を差し伸べ、激動する不安定な世界に平和と安定というプラスのエネルギーをもたらしてきた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月27日