約4時間の試験飛行を経て12月28日、中國南方航空CZ5277便が新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)和靜県の和靜巴音布魯克（バインブルク）空港の滑走路に著陸した。これは同空港がその開港までカウントダウンの段階に入ったことを意味している。

和靜巴音布魯克空港の標高は2506.9メートルで、年間平均気溫は氷點下3.7度、新疆で2ヶ所目の標高が高い高原空港となる。今回の試験飛行では、空港の通常の飛行プロセスの検証のほか、同空港のRNP ARやRNP APCHといったGPSの位置信號を活用した新たな技術(shù)の安全性と信頼性も検証された。

和靜巴音布魯克空港が開港すれば、利用者年間延べ25萬人、貨物処理能力500トンを目指すことになる。そして現(xiàn)地のアクセスの便宜性が非常に高まり、空港が現(xiàn)地の経済と社會の発展を牽引するという重要な役割を果たすことが期待されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月29日