中國初の國産電界放出型透過電子顕微鏡が20日、広東省広州市で正式に発表された。透過電子顕微鏡は物質(zhì)の超微細(xì)構(gòu)造を観測する強力な道具で、その識別能力は原子レベルに達(dá)する。今回の発表は中國の透過電子顕微鏡の長期間にわたりすべて輸入に依存する構(gòu)造を改め、中國の材料科學(xué)、生命科學(xué)、半導(dǎo)體産業(yè)などの先端科學(xué)及び工業(yè)分野の質(zhì)の高い発展に力強いサポートを提供している。中央テレビニュースが伝えた。

透過電子顕微鏡は超微細(xì)構(gòu)造観測の強力な道具

透過電子顕微鏡は極めて高い業(yè)界の獨占性と技術(shù)的ハードルを有する?，F(xiàn)在の世界市場シェアは主に米國と日本の企業(yè)が占めている。これまで中國の透過電子顕微鏡はすべて輸入に依存しており、國産化されていなかった。

広東省生物島実験室

今回発表された中國初の電界放出型透過電子顕微鏡は中國科學(xué)院と生物島実験室の協(xié)力の成果であり、中國の科學(xué)研究チームが獨自に研究開発?設(shè)計し、透過電子顕微鏡に用いられる電界放出電子ガン、高圧電源、電子検知カメラなどのコア技術(shù)を持つとともに、透過電子顕微鏡の完成品を量産化する能力を持つ。

電界放出型透過電子顕微鏡は材料科學(xué)、生命科學(xué)、半導(dǎo)體産業(yè)などの分野に応用できる。中國の2022年の透過電子顕微鏡の輸入量は約300臺、輸入総額は30億元（1元は約20. 6円）以上で、2022-28年の複合年間成長率は5.8％を超える見込みだ。初の國産化は、中國が海外の透過電子顕微鏡技術(shù)分野の獨占を打破し、國産化水準(zhǔn)を大幅に高めたことを示しており、先端テクノロジー及び工業(yè)分野の質(zhì)の高い発展をさらに推進(jìn)することになった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年1月22日