2024年に入り、第14次五カ年計(jì)畫（2021-25年）の目標(biāo)任務(wù)達(dá)成に向けて鍵となる1年を迎えた。春節(jié)（舊正月、2024年は2月10日）を前にして、習(xí)近平総書記は天津市を訪問し、末端幹部と大衆(zhòng)をねぎらい、昨年の水害の被災(zāi)者らを見舞うとともに、今年の國內(nèi)視察の新たな章を開いた。2日にわたる視察には、3つの「キーワード」が含まれていた。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

「人民」

最初の視察先として、習(xí)総書記は天津市西青區(qū)辛口鎮(zhèn)第六埠村を訪問し、現(xiàn)地で昨年発生した水害後の農(nóng)業(yè)生産回復(fù)などの狀況を視察し、被災(zāi)した村民の家庭を訪れて見舞った。

2020年9月、末端代表座談會(huì)で、習(xí)総書記は第14次五カ年計(jì)畫期間の発展のために方向性を定め、「発展は人民のためであり、発展の成果は人民に共有されることを堅(jiān)持し、質(zhì)の高い発展を推進(jìn)する過程において各民生事業(yè)をしっかりと実施し、民生分野の不足を補(bǔ)うよう努力するべきだ」と述べた。

経済?社會(huì)の発展は誰のためだろうか？中國共産黨黨員にとって、その問いの答えは「人民」の二文字であり、習(xí)総書記は人々の安全と安心に常に関心を寄せている。

「文化」

天津古文化街を視察した際、習(xí)総書記は「中國式現(xiàn)代化は優(yōu)秀な伝統(tǒng)文化の伝承?発展と切り離すことができない。天津は非常に特色と趣のある都市であり、歴史文化エリアを保護(hù)し、うまく活用して、現(xiàn)代化された大都市の建設(shè)においてひときわ輝きを放つようにする必要がある」と指摘した。

中華の優(yōu)秀な伝統(tǒng)文化の伝承?発展について、第14次五カ年計(jì)畫綱要はそのための道筋を「中華の優(yōu)秀な伝統(tǒng)文化の伝承?発展プロジェクトを踏み込んで実施し、重要文化遺産と自然遺産、無形文化遺産の體系的な保護(hù)を強(qiáng)化し、中華の優(yōu)秀な伝統(tǒng)文化の創(chuàng)造的実用化と創(chuàng)造的発展を推進(jìn)する」と明記している。

これより前、習(xí)総書記は第14次五カ年計(jì)畫期間中の経済?社會(huì)発展について意見と提案を聴取した際、「第14次五カ年計(jì)畫期間中、文化建設(shè)を全般的な取り組みにおける突出した位置に置き、適切にしっかりと行うべきだ」と強(qiáng)調(diào)していた。

「発展」

第14次五カ年計(jì)畫綱要の本文では、「質(zhì)の高い発展」という言葉が27回使われており、その重要性は言うまでもない。數(shù)日前、中共中央政治局が第11回集団學(xué)習(xí)を行ったそのテーマはまさに「質(zhì)の高い発展の著実な推進(jìn)」だった。

質(zhì)の高い発展には、新たな質(zhì)の生産力の発展による推進(jìn)が必要だ。そして、新たな質(zhì)の生産力の発展加速には、イノベーションという大事業(yè)を成し遂げることが求められる。豊富な科學(xué)教育資源を有する全國先進(jìn)製造業(yè)研究開発拠點(diǎn)としての天津は、新たな課題に直面し、新たな使命を擔(dān)っている。

習(xí)総書記は今回の視察で、天津が経済建設(shè)という中心的取り組みと質(zhì)の高い発展という最も重要な任務(wù)に焦點(diǎn)をあてるよう希望し、現(xiàn)地が新たな質(zhì)の生産力を発展させる上で果敢に先を爭い、大いに成果をあげるよう激勵(lì)し、「科學(xué)技術(shù)革新と産業(yè)革新の両立を堅(jiān)持し、イノベーションパーク建設(shè)を強(qiáng)化し、デジタル経済と実體経済の深い融合を促進(jìn)し、製造業(yè)の先端化、スマート化、グリーン化した発展を推進(jìn)する必要がある」と述べた。

これは発展の方向性であり、未來に向けた方向性でもある。(編集AK)

「人民網(wǎng)日本語版」2024年2月4日