中國(guó)では1980年代、日中は仕事をして、夜は夜學(xué)に通って、高校や大學(xué)の學(xué)位を取得するというのが多くの若者の間で人気となった。そして現(xiàn)在、再びそのスタイルが流行し始めている。しかし流行しているのは學(xué)位取得を目的とした夜學(xué)ではなく、舞踴や聲楽、無(wú)形文化遺産の制作、スポーツ?フィットネス、書(shū)道?フラワーアレンジメント、メイクアップ?ベーカリーなどを?qū)Wぶことができる「夜間スクール」。そしてこれらが若者の間でスタイリッシュなナイトライフとなっている。

スマホから離れ、先生や他のレッスン生と対面で交流しながら、趣味を楽しんだり、スキルアップを図ったりしてストレスを解消することができるというのが、「夜間スクール」が若者の間で人気となっている理由の一つだ。もう一つの主な人気の理由はコスパの良さで、500元（1元は約20.6円）出せば、「夜間スクール」では10-12レッスン受けることができる。これは1レッスン當(dāng)たり50元（約1000円）以下の計(jì)算になる。

オンラインプラットフォームのデータによると、2023年下半期以來(lái)、「夜間スクール」の検索回?cái)?shù)は前年同期で980％上昇と激増した?！敢归gスクール」がブームとなり、各プラットフォームでレッスン生を募集しながら、各種教室とも連絡(luò)を取り、その橋渡し役となる起業(yè)者もたくさん登場(chǎng)している。そうすることで、多くの人が興味を持っている分野のレッスンがスタートできるようになっている。また、一部のトレーニング機(jī)関は、「夜間スクール」へと舵を切っているほか、上海などの地域では、「文化宮」や「蕓術(shù)館」といった文化系事業(yè)機(jī)関が先頭に立って「夜間スクール」を開(kāi)設(shè)し、公共文化サービス機(jī)関の資源がフル活用されるようになっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年2月4日