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ドラマ効果で上海の味が大人気 「東洋のチーズ」腐乳は海外でも爆売れ

人民網(wǎng)日本語版 2024年02月06日15:30

春節(jié)(舊正月、2024年は2月10日)が近づき、人々の年越し用品の準(zhǔn)備も佳境に入った。上海を舞臺にしたテレビドラマ「繁花」の大ヒットを受け、上海の本場グルメや老舗ブランドが大きく注目されている。鼎豊の腐乳(豆腐に麹をつけ、塩水中で発酵させた中國食品)といった昔ながらの上海の味がはるばると海を渡って海外へ進(jìn)出し、これまでに味わったことのないグルメ食品として海外の人々の食卓に並ぶようになった。

(畫像著作権はCFP視覚中國所有のため転載禁止)

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ドラマの放送後、上海の黃河路や進(jìn)賢路などが新たな「人気ストリート」になり、通りに面した蝴蝶酥(パルミエ)、上海料理、広東料理などの老舗は大勢の客でにぎわっている。朝早くから長い行列ができていた老舗軽食店のオーナーの余傑さんによると、「1日で大體1萬食を売り上げる。うちの排骨年糕(薄いカツレツと餅の料理)は単価が15元(1元は約20.6円)なので、1日の売上高は15萬元前後になり、うちのような単獨経営の店にとってはいっぱいいっぱいの狀態(tài)だ」という。

ドラマ「繁花」のヒットが続き、SNSで拡散されるのにともなって、主人公の寶社長がご飯にお湯をかけて食べるときに欠かせない「ご飯が進(jìn)む」腐乳が、海外でも急速に人気になっている。春節(jié)が近づき、老舗の腐乳メーカーは輸出注文に対応するため、生産ラインをフル稼働させている。

上海の某食品企業(yè)の品質(zhì)管理部の何勝栄部長は、「腐乳は『東洋のチーズ』と呼ばれ、海外ではパンに塗って直接食べるのが一般的だ。年間の輸出量は130トン前後で、最も主要な輸出先はシンガポールやマレーシアなどの東南アジア諸國と北米諸國だ」と述べた。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語版」2024年2月6日

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