中國(guó)船舶集団有限公司傘下の上海外高橋造船有限公司によると、中國(guó)で2隻目となる國(guó)産大型クルーズ船の各節(jié)目となる建造スケジュールがこのほど確定した。今年4月中旬にドックに入り、船體積層や各部品?設(shè)備の設(shè)置と取付けを開始し、2025年5月初めに1回目の進(jìn)水を行い、2026年3月末にドックを出て、同年6月に試験航行を開始し、同年末までに命名?引き渡しが行われる計(jì)畫だ。これは中國(guó)における大型クルーズ船建造が全面的に加速し、「2.0時(shí)代」に本格的に突入したことを意味している。

中國(guó)初の國(guó)産大型クルーズ船「愛達(dá)·魔都號(hào)」をベースに、2隻目の大型クルーズ船は一連の最適化も実施されている。その総トン數(shù)は14萬(wàn)2000トン、長(zhǎng)さは341メートル、幅は37.2メートルで、設(shè)計(jì)喫水は8.17メートル、最大喫水は8.4メートル、最高速度は22.7ノット、客室數(shù)は2144室となっている。これは「愛達(dá)?魔都號(hào)」よりも総トン數(shù)が6700トン大きく、全長(zhǎng)は17.4メートル長(zhǎng)く、客室數(shù)は19部屋多い。16階建てと巨大で、そこに生活と娯楽エリアが設(shè)置されており、乗客が充実した時(shí)間を過ごし、バラエティに富んだ娯楽を楽しむことができるようになっている。

中國(guó)船舶の総経理補(bǔ)佐である大型クルーズ船プロジェクト建造総監(jiān)?陳剣威氏は、「中國(guó)國(guó)內(nèi)外の多くのサプライヤーと2隻目に関する交渉を行っている。利益をさらに拡大し、國(guó)産化を強(qiáng)化するべく、インフラや常用船設(shè)備、內(nèi)裝材料、家具といった面で、國(guó)內(nèi)のサプライヤーを探している」と説明する。

今年1月1日、「愛達(dá)·魔都號(hào)」の初出航し、上海-済州-長(zhǎng)崎-福岡-上海をスムーズに巡った後、同月7日に上海呉淞口國(guó)際クルーズ船港に帰港した。それは、中國(guó)船舶が、クルーズ船の設(shè)計(jì)、建造から、獨(dú)自の運(yùn)営に至るまでのオール産業(yè)チェーン體系をカバーしたことを意味している。

外高橋造船が大型クルーズ船プロジェクトの獨(dú)自の設(shè)計(jì)と建造を明確な目標(biāo)とした上で、大型クルーズ船の組み立てのブレイクスルーや建造、管理におけるイノベーション、及び関連のプロセスなどの経験を総括し、中國(guó)特有のクルーズ船をめぐる知識(shí)工學(xué)をいち早く形成している點(diǎn)は注目に値する。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年2月29日