広東省広州地鉄集団の微信(WeChat)公式アカウントによると、今月4日から、香港特別行政區(qū)の住民は、香港特區(qū)エリアで使用されているアリペイ「AlipayHK」の広州地下鉄「乗車コード」を使って、広州地下鉄や公共バス、路面電車、水上バス、仏山地下鉄といった広州の交通機(jī)関が利用できるようになった。人民網(wǎng)が報じた。

（寫真提供?広州地鉄集団微信公式アカウント）。

広州地鉄集団によると、「AlipayHK」のユーザーは、アプリの「交通」の畫面で「広州」を選ぶか、ホーム畫面で「広州地下鉄」と検索するかし、その後指示に従って操作すると「乗車公共コード」が生成される。そのコードを使って広州や仏山の公共交通機(jī)関を利用できるようになる。

「AlipayHK」の乗車コードを使って広州の交通機(jī)関を利用した場合、香港ドルで決済することができる。また、広州市の公共交通料金優(yōu)待政策の対象にもなり、人民元に換算して、料金が累計で1ヶ月當(dāng)たり80元(1元は約20.8円)を超えた場合、2割引きとなる。さらに、200元を超えた場合は半額となる。

広州地鉄集団によると、広州と香港特區(qū)は、粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市クラスター）の中核を擔(dān)う都市で、広州地下鉄と「AlipayHK」が今回提攜して乗車コードサービスを打ち出したことで、香港特區(qū)の住民の大灣區(qū)での暮らしや遊びに出かける際の移動などがさらに便利になったほか、大灣區(qū)に屬する都市間の協(xié)力、連攜、協(xié)同発展、及び鉄道交通の融合といった面で積極的な役割を果たすと期待されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月6日